2011年2月2日水曜日

取りだし授業が始まりました。


息子の学校で取りだし授業が始まりました。
これは、前にも少し書いたけど、算数や国語といった限られた科目だけではありますが、息子のように大勢の中では指示が分かりづらいタイプの子用に本当に少人数で授業を行ってくれるという物です。
(今でも、国語と算数はレベル(進み具合っていうのかな?)に合わせてクラス分けをしてくれて授業をしてくれていますが、それとはまた別に…ということになります)
普通の時間割の中で、その授業の時だけ別の教室に移って授業を受けます。

今回は算数でした。
既に、お一人だけ同じ学年の子が先生と一対一で、算数の取りだし授業を始められているとのこと。
担任の先生から少し前にお話を頂いていました「○○君、どうですか?」と言うような内容です。
学校に出向いて具体的な説明を聞いたり、できれば算数よりも国語が心配。などと言うような話をしたりしてきました。

さて、問題は本人です。
彼は、お友達と一緒にいることが大好きです。お勉強も他のお友達と一緒にしたいと言います。前にちょっと話した時も難色を示されてしまっていました。
ただ、私としてはやっぱり「大勢の中で指示が分からずに、手遊びをしてしまう時間を過ごしている」とか、「他の楽しそうな刺激に反射的に反応してしまってトラブルを起こしてしまう」とか
そんなことになってしまうのは、やはり彼の為にも周りのお友達のためにも非常に避けたい事なのです。それに、少人数でお勉強すれば学習の遅れも、少しは取り戻せるはず。
なんとか、彼を傷つけたり腐らせたりすることなく、取りだし授業へスライドさせる方法はないか…。
と、担任の先生と頭を悩ますことしばし。
なんとか興味を持ってもらおうと、それとなく普段の会話に出してみたり「取りだしの担当の先生は●●先生に決まったんだって」なんてことを伝えてみたり…。
そのうち彼の方から「一緒にやるお友達は誰なの?」との質問が。もちろん私は聞かされていません、そのあたりはきっと個人情報が関係してくるのでしょう。先生からも特に「誰が始めた」などと言った話はありませんでした。
「○君。自分で先生に聞いてみたら? 一緒にお勉強するお友達は誰ですか?」って。「うん。分かった」
そんなこんなで先生に聞いて帰ってきた彼「△△君だって! △△君ならオレ友達だから、一緒にお勉強する!」と。
おお!「本当?じゃあ、○君、自分で先生にそうやって言ってみる?」と言うと「うん、オレ自分で言う!!」

素晴らしいw! そんなこんなで「○君、今日、先生に言った?」「あ、忘れた!!」なんて会話を繰り返すこと数日。
そろそろ根回ししとくかな…、と学校に電話をしてみたところ担任の先生が「ちょうどボクも電話しようと思ってたところなんです。○君、自分から授業を受けたい。って、そう言ってきてくれたんです」
とのこと。「ぅやったぁー!」と心で叫びつつw「そんな訳で、実はもう今日さっそく授業を受けてもらったんです」とw 「あらw」なんて思いながら「どうでした様子は?何か言ってましたか?」と聞いてみると「楽しかった。またやりたい、そう言ってくれました」だって!
良かったぁ~~~~~~。
その日は、先生も私もちょっとバタバタしてたのでとりあえず用件だけで電話は終了。
家に帰ってから、息子に聞いてみても「楽しかった」とのこと。
あぁ…。本当に良かった。

これで国語の方も始まってくれると、私としては非常に嬉しいのですけれどもねぇ…。
頑張れ息子くん。楽しくお勉強ができると良いね。中学までに追いつけるといいんだけどなぁ…。