2010年11月29日月曜日

空気ノ機械ノ尾ッポvol.16~ハコーボ~

お友達の劇団の宣伝です(^^)  昨日、稽古を観て来ました。いよいよ今週末の公演です!!!
とっても面白く仕上がっていると思いますよぉー♪ 昨日、観てきた物に諸々の装置や照明がどう入ってくるのか、とっても楽しみです!
私も毎度のことながら、今回も(w?)ほんのチョッピリだけお手伝いさせて貰ってます。

今回は、劇場もBONBONだし普段よりは、ちょっと大きめの劇場ってことで私もとっても楽しみにしています。
今までにご覧になって「結構面白かった」という方も「観たことないけど、観てみる?」という方も今回は特にお勧め(^^)v
12月に入って、諸々とすっかり押し迫ってはいますが、年末年始の本番突入前のホッとした息抜きに(?)是非是非、劇場に足をお運び下さい。

劇団HPはこちら。
http://www.kuukinokikai.com/index.html

作家のブログは、こちら。
http://ameblo.jp/kuukinokikai/entry-10720377518.html

そしてなんとTwitterも始めました。 フォローよろしくw
http://twitter.com/#!/@kuukinokikai

あ、できればこちらも頑張ってるのでポチっとしてやってください(^^)
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=23856


ではでは、どうぞ観に来てねぇ~~~~。ほんと面白いからw  楽しみにしてるよぉ~~~~~~(^^)♪

2010年11月15日月曜日

ここんとこ観たもの

このところ、TSUTAYAでDVD4枚で1000円レンタル。 を頻繁にやってるので、つい借りてきちゃいますw

んで、けっこうな数のDVDを観ているのですが、まとめて観るので後になると何を観たのかを、すっかり忘れてしまいます。ww そんな訳で、どっかに観たもの達を書いておこうと思い立った訳です。

前みたいに感想なんかは書かないですけれども、備忘録的に書いていきます。

 

・エスター

・アイアンマン2

・第9地区

・スラムドックミリオネア

・サマーウォーズ

・おそいひと

・重力ピエロ

・かもめ食堂

・ハートロッカー

・パコと魔法の絵本

・女の子ものがたり

 

えぇぇぇぇーと、たぶん10月に観たのは、こんな感じ。もうちょっとあった気もするけれども、思い出せないww もし思い出したら、来月の分にでも追記しておこう。

個人的に感想をお知りになりたい方は、いつでもどうぞ。って居ないかw

それにしても、やっぱ邦画が多いのぉー。

 

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2010年10月25日月曜日

「教えてください」


もう随分前になりますが、学童の指導員の方からこんな言葉を頂きました。
「お母さんこれからも(発達障害のこと)いろいろと教えて下さい」
これは、息子が学童で巻き起こす様々な出来事の中でも「比較的、その場でなんとかなったほう」な出来事があった日のお迎え時のことでした。

「今日は、こんなコトがあって…」
「そうでしたか…」
「でも、今回はお母さんからこんな風に聞いていたので、私達指導員も○○君には、こういった対応で…」
「ありがとうございました」
「ただ、こんな風にも話してみたのですが…」
「ああ、それは理解が難しいかもしれないですね…」
「…そうですねぇ、やはり分からなかったようで…」
「すみません、お手間かけました。ありがとうございました、帰ったら私からも話をしてみます」
「あ、あの…私達もミーティングなどを行っているのですが…。お母さん、これからもいろいろと教えて下さい」
そう言って、若い指導員の方は頭をピョコンと下げられたのです。

今までも、いろんな意味で協力をして頂きたくさん助けて頂いていますが、直接的にこんなことを言われたのは始めてでした。
もっとも、心理の先生やその他カウンセラーなど専門家の方々からも「お母さんが勉強をして、それを各施設の関係の方(学校の先生を含め)へお伝えして進めていくのが良い方法です」と言われていたので、私自身も言われるがままに(理由は良く分からなかったけどw)普段からそうするように心がけてはいましたので、何も今更驚くようなことではないのかもしれません。
ですがやはり、先方からハッキリとこのように言葉で言って頂けるのは、大変にショッキング(ちょっと言葉の使い方がおかしいですね)で嬉しいできごとでした。

思わず私は興奮して
「そうしたらっ!」と口を切っていました。
「私なんかが説明するよりも、とっても良い本があるんです。それをお貸しします!私も先日、図書館で借りて読んでみて、とっても良かったので今度は自分で買ってみようと思っていたところなんです!もうすぐにでも買いますから、手元に届いたらお貸しします、是非読んでみて下さい!!」
ちょっと興奮して、同じようなコトを何度も繰り返し話してしまっていたかもしれません。
先方も「いいんですか?ありがとうございます、ぜひ読んでみたいです」と乗り気になって下さったので、私は大急ぎで購入に走りました。

ところが、興奮しているせいか正確な題名が出てこない。
アレ、おかしいな。PCを漁ってみても、どこにもブクマもしてないし、手帖やちょっとした資料のどこにもメモが残っていない。そもそもにして私は、あの本を何で知ったんだっけかな、どなたかのブログだったかしら、それとも…。
そんな風に、あちらこちらとネットや紙媒体を探しまわること数時間。気持ちが焦るばかりで、ちっとも見つかりません。
「図書館で借りた時は、ネットで予約して借りたんだし、どうして図書館のページで貸出の履歴が見られるようになってないのよっ!」
そんなことまで考えてイライラとしながら、やっと見つけましたw なんとなく覚えていた著書名とキーワードの組み合わせでやっとAmazonでヒットしました。

それがコレです。

こんなとき、どうする?発達障害のある子への支援 小学校 (特別支援教育をすすめる本)



この本の気に入っているところは、ついついやってしまいがちな周りの大人たちの対応。その中で「これはNG!! 一番やっちゃイカン」と言うのが一つの事例に対して一つづつ丁寧に書いてあるところなんです。
もちろん、全ての子に当てはまるとは限りません。でも、このいくつかの例から「ああ、そうか。あの子、こんな感じのことすることあるけど…、そうか本人はこんな風に考えているのねぇ」そんな風に思える非常に貴重な本だと私は思っています。

購入してすぐに、学童へ持っていきました。
感想をお伺いしたところ、とっても良く分かりやすいです。とのことで、皆さんで回して読んで下さっているようでした。
題名からもお分かり頂けるかもしれませんが、この本には他にも 幼稚園・保育園編 と 中学校以降編が存在します。

実は息子の通う学童は、保育園と併設されているのですが、そちらの方でも「分かりやすい」と評判になり施設でまとめて購入をすることになったそうです。
「こちらお借りしてありがとうございました。まだ読んでいない指導員もいるのですが、園で購入することになりましたので、そちらで皆で読んでいきたいと思います。ありがとうございました」
と、後日に本を返して頂く時にお話を頂戴しました。

今回のことが、どのくらい指導員の方や保育士の方々に浸透された話なのかは良く分かりませんが、こういった施設でこのような本を購入して置いて下さる。
それだけでも、私としては非常に嬉しいコトなんです。

また、この学童は大きなグループ組織の中の一つなのですが、各地域(関東が中心かな?)に同じような施設があり、各施設間で交流を図れるようになっていたりします。そして、その施設の中の一か所にだけ「発達障害児や学習障害児・自閉症児」を対象としたお教室とプログラムを設けられている所があるのです。
息子も、そこに通うべきか…と思ったりしたこともありましたが、場所が遠かったことなどから考えるだけで終わっていましたが。
どうやら、そこの臨床心理士の先生を、息子の通う学童にもお招きして指導員用の講習会を行うことを考えていらっしゃるようでした。
ちょっと前に、お迎えの時にたまたま園長先生と行き合い一緒にお話をしながら歩いて帰らせて頂いたのですが、その時に、そんなお話を伺いました。

こういった「指導にあたる立場の方々」に、発達障害のことが広く正しい知識で浸透されることを心より祈ります。

2010年10月21日木曜日

ボクのじゅく。


息子が塾に通い始めました。

いくつかの塾を見学させて頂いて、二つくらい体験をさせてもらったかな。
結局、お友達に紹介してもらった塾に通うことにしました。

「個別・補習」でいくつか探してみたのですが、
このご時世からなのか、そもそもにして、そんな物なのかは不明だけれども、ほとんどの「個別塾」は大きな進学塾のグループ系のようになっていて、個別ではある物の「補習」というよりは「最終的には中学受験を目指す」ような、そんな塾が多かったように思います。
なんと言うか、始めてしまえば「その子にあった勉強法」で進めて下さるのでしょうが、いかんせん息子のようなタイプには、まず雰囲気が重要なようでした。
個別とは言ってもマンションなどのワンフロアを低めのパーテションで区切って机と椅子を置いて、先生と2人ないしは3人で授業を進める。そんなカタチです。
そういう状況は、息子にとっては周りの様子が、とても気になる物となってしまうようでして「ココはイヤ」と雰囲気を嫌うところは結構多かったです。
やはり多少ピリピリとしていたり、先生や生徒の声が大きかったり、もうちょっと大きいお兄さんお姉さんが多かったり。そんな感じでした。

最終的に候補として残ったのは2つ。
そのうちの一つは、発達障害や不登校児向けとウタッテいる所で見学も体験も滞りなく対応してくれて、まさに至れり尽くせり。
「そうそう、そこなの!そういうトコロが気になって勉強が進まなくなるんだよ!」というような痒いところに手が届く感じ。もうママは安心して任せられる、そんなところでした。

もう一つは…、こちらが最終的に通うことになった塾ですが、私が探した中では珍しく、本当に「補習」に重点を置いてくれている個別塾でした。
ネットで資料請求のようなことを申し込み、管轄の教室から折り返しの電話をもらった時には「あのぉ、本部の方からFaxがあったんですけれども…」とか「まあ、そんな訳でウチは、もし良ければで」とか「もし合えば」とか、二言目にはそんなことばかり言って「この人やる気あるの?大丈夫?」なんて思う面もありましたが、実際に行ってお会いしてみると、なんとも物腰の柔らかい50代前半の塾長先生でした。
お教室の雰囲気も、比較的のんびりしていてなんとなく良さそう。何よりも「すいませぇ…ん」と始めて教室に入っていった時に、たまたま応対してくれた講師の方の、本当に人の良さそうな笑顔が全然垢ぬけていなくって、ものすごくステキで「決めた」と、その時に内心思っていたりもしましたw
塾長先生に細かい授業の内容を伺ったり、息子の事や勉強の様子を話したりしばらくお話をしてから、改めて体験授業を受けました。

まあ、そんなこんなで、お得意の直感で決めたとしか決定打の説明がしにくい塾でしたが(ちょっと失礼かしら(^^;)、これが本当に良くして下さるんです。
体験の後にも「また本人の感想など聞かせてください」と言ってくださっていたので、数日後に電話して「本人は楽しかったと言っていました」と伝えると「そうでしたか、こちらでも担当した講師に話を聞いたのですが、お母さんが心配されていたようなことは特に感じなかったようでした。ただ漢字が読めないようでしたが」
体験した授業は算数の授業だったのですが、文章問題の漢字が読めていないのを、担当の先生がちゃんと気づいて下さって塾長先生に報告をして下さっていたのですね。「そうなんです、全くその通りで全然読めないんです」と伝えました。

そして始まった授業の一回目。「ちょっと教材をどうするか、まだ考えているところですので、しばらくはプリントで対応します。筆記用具だけ持って来て下さい」とのこと。
はりきって出かけた息子は、宿題を持って帰ってきました。普通の漢字の読み書きプリントと「宿題ノート」なる物をもらってきました。「何をやった?学校でやってるのと同じのやった?」と聞くと「うん、やったよ。あー、えっとそれじゃないのもやったんだ、えっとぉー」とのこと。
宿題ノートを開いてみると「プリントと、カタカナの書けなかったところを3回練習してくる」と先生の字で書いてくれてあります。「カタカナ???」
そう思って勉強道具を見てみるとプリントの裏に、息子の字でカタカナの50音が書かれていました。ところどころ歯抜けになっているところや平仮名になってしまっている物…。どうも、それらの書けなかった物を3回づつ書いてくるという宿題も貰ったようなのです。
「うわっ!!!!カタカナまで見てくれてる!!!!!」

前にお友達から「カタカナは重要なんだよ。漢字のほとんどはカタカナで成り立っているからね」と言ったような話を聞いたことがあったのを思い出しましたが、そういった流れからなのでしょうか?

とにもかくにも、いままで右も左も分からないままに息子の宿題に何時間も付き合っていた一般市民の一母親としては、本当にありがたい限り!
「もしかして(カタカナを)分かってないかなぁ…」とは思ってはいたけれども、ここまで書けないとは全く気が付いていませんでした。
このまま続けることができるかどうかは、しばらく様子をみないといけないけれども、とりあえず息子の塾生活スタートです。

がんばれ息子ちゃん。楽しく勉強ができると良いなぁ…。

2010年10月20日水曜日

週報

最近、ちょっとしたことから週報を書いて毎週末に提出して帰る、といった作業を行っています。

今までは、そんなことしたことなくって。まったくもっていて初めての経験。

最初は戸惑ったりもしたけど、書き始めて一カ月くらいかな?「これは便利!!」そう思うようになった。

 

たまたま与えられたフォームがそうだったのか、そもそもにして週報とは、そうあるべきなのかは良く分からないけれども、私が今、記入&提出している物はExcelで作られていて月~金までの各日に2行づつあって午前と午後にそれぞれ何をしたのかを書き込むようになっている。

更にその下の欄に「諸連絡事項」を書く所があり、またその下に「来週やること」「今週やり残したこと」「上司記入欄」と続くのだが、この「来週やること」と「今週やり残したこと」の欄がいい!!!!

最初は「なによ、こんなことわざわざ書かせるなんて…」などと思っていたが、書き初めてみるとこれがなんとも便利でしかたがない。

今週の作業内容が全部埋まり提出の前に、改めて「来週やること」を確認しながら書き込む。更には「今週やり残したこと」をダラダラと書き眺めたところで、来週からの作業の優先順位を決める。

これが、なんとも便利。

新たな週になったら、先週分のファイルをコピーして日付のところを修正して「今週用」のファイルを作るんだけれども、私は先週に書いた「来週やること」と「今週やり残したこと」の部分は、わざと残したままにしておきます。んで、そこを確認しながら今週の作業を進めていったりしています。

もちろん、もっといろいろと予定が入ってしまっている場合は、そうも言っていられない事もあるんだけれども、基本的にはコレを確認的に使ってみています。フォームの改良とか言い出したらキリがないようにも思うが、これはこれで良い習慣なんだなぁ、とそう思う。

 

また、続けていったらもっと何か良いこと思い付くかなぁ~。

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おとうさま(^^)

ウチの父はとても変わっています。
自分の大切な物が心配で心配で仕方がありません。

できれば、その全てを把握していたい。
そして、その全てに安全圏からは絶対に外に出ていかないで欲しい。
そう思っています。
その安全圏という範囲がものすごく偏っていて
「自分(父)が経験したことのある物、見たことのある物、行ったことのある物、確認したことがある物、自分の手の届く所」
まあ、だいたい大まかに言うと、そこまでが安全圏です。
それ以外には、どんな危険が潜んでいるのか分からないので行って欲しくない、そう思っています。

また、自分が「心配しなくてはイケナイような事」は、できればやって欲しくないとも思っています。
例えば、車の運転。近所をうろうろする位なら必要最低限。
しかし、それ以外の遠出や高速道路を運転することなどは大変に危険なので、絶対にして欲しくない。そう思っています。
もっとも、彼(父)が家族を乗せて高速道路を使用した長時間運転をしなければいけない時などは
「自分の運転一つで大切な家族を危険な目に合わせてしまいやしないか」と心配で心配で。
出掛ける前日の準備から、まったくもってして落ち着かず、その夜は眠ることができずに一晩中トイレに籠って戻したり下したりしています。

まあ、その位に心配症なので、自分の大切な物を危険な目に合わせない為の努力を惜しまないのは
彼にとっては、当たり前のことなのかもしれません。

そしてまた、スケジュール管理がすごい。
いついつ何時にどこで。絶対に遅れないし、よほどのことが無い限り欠席もしない。
行くと決めた所には、何日も前から準備や仕度を整えて万全で挑む。朝は何時間も前に起きて自分の担当する家の片づけを済ませ身支度をする。
ちょっと話が反れるけど、この間お友達と話している時に気がついたんだけど。
私は父が手帖を持っているところを見たことがないんだよねぇ。
これだけ正確なら子どもの目にも付くように、毎日のように手帖と睨めっこしてても良いと思うんだけれどもねぇ。
見えないところでやってたのかしらね?

そんな訳で、彼の「大切な物」に認定されてしまった人は、意外と大変だったりします。
しかしながら、最近の彼には大切な物がものすごく急激に増えてしまっていて。
ええ、なんと言っても孫が全部で6人にもなってしまったので、そりゃぁもう大変ですw
全員の事が気になって気になって大切で大切で、さすがに最近では全てを覚えていられなくなったのか、居間にある大きなカレンダーに
自分や奥さん、そして孫達の予定を書き込んでダブルブッキングなどのないように管理(?w)をしているようです。

そんな環境で育った私。
まあ、諸々の経緯はあったにしても「父のような人にならなくてはイケナイ」「父の期待に応えなくてはイケナイ(心配させないように?)」ずっとね。
そんな風に思ってきたかなぁ。

一番上だったしね、彼にとっての第一子でもあった訳だし。思い入れもさぞかし強かったことでしょう。
彼の孫、第一号(私の姪ね)に対しても相当な思い入れがあるのは、傍から見てても面白いくらいに分かるしねw

だってね、父の言うところの「危険な目にあって欲しくない」時にはね、涙ながらに訴えるんだよ。
ものすごく感情的になってね、興奮して形振り構わず迫力満点で訴えかけてくる。
例えばね「バイトしたい」→「ダメ」なぁ~~~んて、こんな時にもそんな感じで、ものすごく興奮して訴えかけられたりねw
でも、そうなるとねぇ、さすがにこっちも滅多やたらに反抗したり、言うことを無視したり、そんなコトもできなくなる。
「ものすごく私のことが大切なのね」って、ことが、否が応でも伝わってきてしまう訳で。
ズルい、と言えばズルいやり方だよねw でも、根底からそういう人なんだから仕方が無い。
あげくの果てには、そんなにやりたいんだったらオレが変わりにやってやる!!!!とまで言い出す。
そう言って、どんどんと私がやれる機会を摘んでいってしまうんだよねw
そこまでしても、どうあっても「自分の守りたい方法で大切な人を守りたい」ようです。

でもね、この間お友達と一緒に長距離ドライブに出かけてきてしまいました♪
楽しかったぁ~~~~~。もちろんすっごい疲れたし、気を付けないと危ないな。
と思うことは、い~~~っぱいあったけど楽しかったぁ~~~~~!!!!

前のブログにも書いたけど、自分が本当にやりたいと思ったことをしてグッタリと疲れるのって気分爽快w
いやいや、疲れていることに変わりはなく実際「疲れたなぁ~」と体にも来てたりするんだけど、気疲れしたりするのとは全然違うw
初めての感覚と言っても良いでしょう。
もちろん、父にはナイショですw 言ったら行けなくなっちゃうし、下手したら「オレが運転して行ってやる」くらいのことにもなり兼ねないw
もっとも、どこに居るとかは言っておかないと後で余計に面倒なことになってしまうので「この日にココに行くんだぁ~」くらいのことは言っておきます。
後はごにょごにょw

こんなコトでもねぇ、今までは出来なかったな。心配かけたらイケナイし、親にウソをつくなんて。
父の期待に応えられない私は、なんて親不孝者なんだ!ってそんな風に思ってたかなぁ。
でも、真正直に父の期待に応えてたら何もできなくなってしまうし、その辺りは取捨選択して自分なりにやってイケたら良いなって思うかな。

そして、やっぱり父には本当のことは言わないかな。
ある程度のところまでだけど「やっぱり、お父さんが居てくれなきゃ困るわ」って、そう言う風なのもある意味の親孝行なのだと思うのだ。
いつまでも元気で過干渉な父で居て欲しいって、そう思うかな。

ええ、ファザコンですw

2010年9月28日火曜日

挑戦。


ここには息子のことを書こうと決めていたんだけど、ちょっとブレイク。
今回は、私のことを書こうと思います。

実は、先日大きな挑戦をしてみました。
結論から言うと、結果は私の望むような方向には運びませんでしたが、それでも私は挑戦して良かった、そう思っています。

なぜかと言うと…。

これまでの私は、何事にも「この辺で良いだろう」「この辺が無難」ずっとそんな風にして生きてきたんです。
例えば、まあ簡単な例として高校受験(?)にしたって、その後の進学進路にしたって。
「まあ、失敗はないだろう」とか「このあたりなら平気なんじゃない?」とか、そんな感じ。

「おいらはココに行きたいんだ。だから、どんなコトがあったって努力して、何度だって挑戦するんだぜ!」
とか、そんな事を一度たりとも経験したことがありません。

なんと言うかね、例えば「そんな人いっぱい居るよ。みんなそうなんじゃないのかなぁ?」なんて、そういう意見もあると思う。
ただ、その場合でも例えば、先生なんかにね「おいらはココに行きたいんだ」と訴えたものの「お前、何言っちゃってんの?目を覚ませ」とかね。
例えば、そんな風な感じで意思はあるのに、致し方なく第二希望に決めた。
なんて、そんな話ならあるかもしれないし、もしそうならばそれはそれで良いんではないかと私は思う。
ただ私の場合は、それすらも無いのだ。
「本当は、こんな風にしたいけど笑われたらヤだし」とか
「こんな風に言われるかもしれないし」とか「こんな結果になったら困るから」とか、そんなことがどうしても気になってしまって
言われる前に「私はココで」みたいな。まるで「遠慮してココで良いんです」かのごとく。
そんな安牌な生き方を選んで生きて来ている、そんな気がしています。
用心深いとか、手堅いと言えば、そうなのかもしれないが、まぁ、その結果が今な訳だけからね。

そんなこんなで、今回は思い切って挑戦することにしてみたのだ。
もっともきっかけは私の無知さから始まった挑戦だったりもするんだけれども、
それでも途中で「あれ間違えた???」と、そう気付いた時に止めようと思えば止めることもできた訳だ。
でも、今回はどういう訳か、それをしなかった。なんのかんのと言いながら懸命に努力して突き進んだ。
きっと、自分でも今までの生き方に嫌気がさしてきていたのだろう。
もういい加減(そんな人生に)終止符を打ちたい。
そんな気持ちが大きかったんだと思う。

んで、思いっきりやって。
「本当に、私はコレがしたい!!!!」って、そう思えることに体当たりしていって、見事に惨敗。
と言うか、粉砕だなw
ええ、泣きましたともw

こんなにも、本当に心からやりたいと思うことに真正面からぶつかって行って
そして叶わないということが、こんなに残念に思う物なのかと、改めて実感しています。

それでも、こうしてみることによって
「私のココはこんな風なのか」とか、なんと言うか比較的「ダメ」と評価されそうな部分。
自分の、そういうとこを、楽な感じで客観的に見られる自分を見つけたかな。
「ああ、私はこういう部分を勘違いしているな」とかね。

そういう意味で「やって良かった」本当にそう思います。
負け惜しみ?

んん~、確かに叶わなかったのは残念だけど、それが実力ってことです。
また、やってみます。

ちょっと休憩してからねw


追伸:
今回応援してくれた友達たちへ。
本当にありがとう。このお友達が居なかったら、私は今回のチャンスに挑戦することすら諦めていたでしょう。
結果は及ばなかったけど、「友達がいるから」そう思いながら頑張ってくることができました。
心から感謝します。ありがとう。

2010年9月6日月曜日


困ったことに、息子くんが「塾」に行きたいと言いだしました。
いや、何も困ることはないのかもしれませんが、彼の場合はいわゆる「進学塾」へは行けません。
「補習塾」と言うのかな。学校の勉強の遅れを補ってもらうようなそういった塾ですね。
もっとも、今の状態でも既に私も相当に厳しいので(彼の宿題や勉強に付き合うのが時間的にも体力的にもギリギリです)、
もし、そういった場所で何がしかのお手伝いをして頂けるのであれば、それは願ったり叶ったりで助かったりもする訳なんですが…。

しかし、問題はそういった塾の探し方です。
探せばきっと普通にあるのでしょうが、どうしても目が行ってしまうのが「学習障害」や「発達障害」のある子どもに向けたカリキュラムを用意している、という塾。
どうなのかなぁ、どうなのかなぁ…と思いながらも、どうしてもそちら方面に気が向いてしまう。
…で、そういうところと言うのは当たり前ですが、講師も子ども一人に対して一人とか、そういう手厚い態勢だったりするので、お値段が…高い!!!

困ったなぁ…、んでね、最近になって中学のことをいろいろと聞きたがるようになってきた彼。
どういう中学があるのか、お姉ちゃんはどんな中学に行っているのか、自分は…。
そんなこんなで、私立と公立と…等そう言った説明をして
「お勉強のテストを受けて入る学校と、そうでない学校があるんだよ」
と、まあ近隣の公立中学を元にしながら簡単に説明をした訳なんですが、なんと彼はそこで一言
「オレ、お勉強のテスト受ける学校行きたい」「ええええええぇぇぇぇーーーーーーー!!!!」
とは、さすがに声に出して言えず。
「そっかぁ~」と、一緒に聞いていたお姉ちゃんと二人でしばし無言。参りました。orz
いや、やる気があるのは良いのです。苦手な物を頑張りたい克服したいという素晴らしい気持ちです。
しかし、彼は国語の読解ができない。漢字が覚えられない。
読解ができないので、算数の文章問題ができない。。。。。そんなこんなで、彼を受け入れてくれて彼が頑張れる塾。
そして…し・り・つ???????
ぐおぉぉぉぉぉーーーーー!!!!!!

母ちゃん、もう身も心も擦り切れそうだよw

あー、困った。困った困った困ったなぁ~w
って、笑ってる場合じゃなぁーーーーーーーーーい!
母ちゃんガンバル…(T0T)


2010年9月1日水曜日

新学期


夏休みが終わりました。
怒涛のような夏休みで、息子にも私にも新しい経験がたくさんあり、非常に内容の濃い夏休みでした。来年は、どんな夏休みかな(^^)

さてさて、先週末から新学期も始まり、秋の運動会に向けてまっしぐらな訳ですが、
夏休み中も「カウンセラーの先生が(新学期は)いつ来るのか」が気になってしかたなかった息子w
ちょうど、夏休み中に医師の診断があったので聞いてみた訳ですが
「斯々然々…とまぁ、こんな感じで、またあの先生と話したいまたあの先生と話したい と、そればかり言うのですが、どうなんでしょう…」と。
すると先生は
「良いのじゃないですか?なんでもいいんですけど、大人と一緒に何かをやって“ウマクいった!”と言う経験は非常に重要ですよ。彼のようなタイプの場合は“どうせ何をやったって(言ったって)ダメ(無駄)なんだ”そうなってしまうのが最悪のパターンですから」
なるほど…。

そんな訳で、新学期が始まってからも時間と先生のスケジュールが許す限り、彼のスクールカウンセラーへの面会は続くことでしょう。
もっとも「彼ばっかり」と言う訳にはいかないと思いますから、それなりに…ということにはなるのでしょうが。

今学期も、がんばれ息子くん!
ママも頑張るw

2010年8月19日木曜日

丸尾 末広さん

先日、丸尾末広さんの漫画をまとめて4冊ほど購入しました。

 

なんでそんな大人買いをしたのかと言うと、子どもの診察で出掛けて行った病院の担当医に「お母さんの方が具合悪そうだけど大丈夫?」そう聞かれたのがきっかけでした。

確かに、この暑さ。夏バテかと言えば、きっとそう。結構バタバタとした日が続いててやっと入ったお盆休みの初日に出掛けて行った病院だったので、きっと疲れが溜まりきった状態で死にそうな顔で行ったのだろう。

その診察後に、そのまま出掛けて行った区役所の窓口でも似たようなことを言われ「そんなに傍から見ても具合が悪いそうな人間なのか私はw」と反省し、その次の日に思い切ってゆっくりすることにしてみました。

そうは言っても、寝てるだけってのもできそうにないし、DVDも今は疲れそう。

どうしようかなぁ~。と出先で考えていて「ああ、そうだ」と思い立ったのが丸尾末広さんなのでした。

 

この間の「ずっと観たかったDVD達」もそうだけど、ずっと気になりつつも「見ちゃいけないんじゃないか」そんな風に思ってた物にじゃんじゃん手を付けてみよう、と。

実は、これまでにも何度か丸尾さんの作品は、本屋で手に取っては「ちょっとアレかな」なんて思って棚に戻す、なんてことは何回も繰り返していて。それでも数冊は手元に持ってたりするのですが、ここは思い切って気になってるのを全部買ってみよう。そう思いました。

ええ「コミック王国」でw

 

逸る気持ちを押さえつつ、電車で読むのはちょっと控えて(w)急いで家に帰りました。

適当に寝転がって、ダラっとした辛くない格好で頭の下にアイスノン引いて、冷めたカフェオレとか啜りながら。。。。

何にも考えずに丸尾さんの世界に浸って読みふけりました。確かに「コレはちょっと」と目を覆いたくなる描写も(けっこうたくさん?w)あるにはあるんだけれども。

でも、全体的に見てやっぱり私は好きかな。この方の作品。

やっぱり乱歩さんとの相性は、この方が抜群なのではないかと思うのです。

 

で、また他の作品も読みたくなり、買いに走りそうになる訳です。

 

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2010年8月1日日曜日

猟奇館 屋根裏の散歩者 など。

先日のTUTAYA旧作100円キャンペーン。

久々に4本も借りて来ました。なんだかこういう借り方とか久々で、ちょっとウキウキ♪ 家に居ても子どもにTVを占領されることも多く、また子どもと一緒に観られる物となるとそれもまた限られてくるしね。

今回借りて来たのは「猟奇館 屋根裏の散歩者」「田園に死す」「嫌われ松子の一生」んで、なぜか「大奥」w

猟奇館 屋根裏の散歩者は、江戸川乱歩原作ですね。映画化の一作目のを観ました。普通に「そうだろうな」とラストとか全編通してそんな風に思って観てしまいました。なんと言うか変に「訴えたい物」とかそういうのがなくて感覚的な物だけで構成されていて、単純に作品として私は好きです。良い悪いは置いておいて。ただ、映画好きな芝居仲間の友達に言わせると「乱歩の世界を映像にするのは…云々」と言うようなことなのだそうですが、正直、原作を読んでいない私。こんな感じの内容なら読めるかな…。先日も、図書館でちょっと乱歩の短編集みたいなのを借りてきて読んでみたりしていましたので、少しばかりまた読んでみようと思う物が出来ました。 ちなみに、皆さんご存知かとは思いますが当時は「日活ロマンポルノ」として上映されていますので、念のため。ってパッケージ観れば分かるよねw

田園に死すは、寺山修司さんですね。屋根裏の散歩者もそうですが、何かこの手の物は「観てはイケナイ物」どこかでずっとそう思っていましたね。天井桟敷の芝居含め。いや、全く今までに一度も寺山作品を観たことがないかと言うとそうではないですよ?でも、いままでは「観てはイケナイ物を観ている」とドコか、そういう感覚はありました。でも、今回はなんの抵抗もなく普通に観られました。お話も映像も全て普通に観てしまいました。「ああ、なるほどな」みたいな感じですかね。 んんーただラストはイマイチだったかな。何もあんな映像にしなくても良かったんじゃないかなぁ…と私はそう思いました。やりたいコトは分かるけど、逆効果とまでは行かないにしても、あーすることがそれほど効果的になっていないような、そんな気がしてならない。

嫌われ松子の一生は、もうずっと前から観たくて観たくて。実は、これまでにも何度か借りて来たことはあったのですが、観るタイミングを失って、そのまま返却してしまったりしていました。大泣きに泣きました。特にラスト。だらだらと涙が出て。ストーリーなんかに意外性があった訳でもないけれども、こんな人生の人も居るかもしれないな。そう思って涙が止まりませんでした。下妻は観てないけどコレは面白かった。

んで、仲間由紀恵ちゃんの大奥。なんと、これ実は前に観た事ありましたw いやぁ~借りて来るまで全然気がつきませんでした、観初めて「アレ?」なんか知ってるかも、あんなシーンとかこんなシーンとか???となんとなくいろんなシーンがフラッシュバックで頭の中に出てくるんですけれども…、やっぱりそうでしたw 前に観たことがあったのをまた借りて来てしまいましたw でもね、ラスト不覚にもコレも大泣きに泣いてしまいました^^;;; 前回に見た時は確か「切ないなぁ」とか、そんな風に思ったのを覚えています。でも、こんなに泣かなかったなw

今回借りて来た物たちも、そうですが、やはり「観る年齢」というのはあるんだろうなぁ…と、そう思いました。芝居に燃えていたあの頃に観るのと、子どもも持ち、1人で育てようとしている今になって観るのと、感じ方は全く違うのだろうなぁ…。

原作を含む「本」もそうなんですが、こういう「観損ねてしまった映画たち」こんなのも、これからどんどんと観ていけたらいいなぁ…と思っています。さて、どうやって観ようかなぁ~。 時間もそうだけど、借りるのもねw DISCASは最近では子どもたちのアニメシリーズと連続ドラマに占領されてしまっているので横取りできないし。何か手を考えないとです。スポットしちゃおうかな?と思う今日この頃でございますた。

 

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2010年7月28日水曜日

結婚

結婚て「ものすごく大変で苦労が多くて、毎日が辛くて、そういうのを一生懸命こなしていくもんなんだ」って、
そんな風に思っていた節があります。

たぶん、ウチの両親が頑張ってたのを見たりして「そういうもんだ」って、極端にそう思いこんだろうなぁ、たぶん。
で、これは世の中の誰しもが必ずそうしなくてはならなくて、世の中とは誰しもがそうあるべきなのだ。
当たり前ですが、根拠は何もなくただそう思い込んでいたな。

んで、当然のように私もそうしないとイケナイんだって言うか、そうするんでしょう?って、そう思ってたかな。
でも、そんなコト誰とやったらいいのかとか全然分からなくて。ただ、そうじゃなきゃイケナイ。誰かと(例え誰とでも)そうならなくてはイケナイ。そんな風に思ってたな。
こうやって書くと、まるで大正時代に落ちぶれて残ってしまったお姫様の残骸みたいね。決められた通りに、って。
だから正直「結婚は墓場」とか「幸せな結婚」とかって聞いても「なんのことだろう?」くらいにしか思わなくて、よく感覚が掴めなかったな。

「だから、なんだ」と言う訳ではないのですが。
つい夕べね、寝て目が覚めたら今朝突然にそんな事を思ったの。良く分からないけど、きっと加藤くんの供述とか聞いたらいろんな事を思って目が覚めると同時に、そんな事を思いついたのかもしれないね。

そう言えば、離婚経験先輩ママが「息子は“オレは結婚はしない”って、そう言ってるよ。結婚に対してイヤなイメージを植え付けてしまったかなぁ」なんて言ってたけど。
私は、娘に「結婚」に対してどんなイメージを与えているのかな。
ちょっと前までは「私は絶対に気の合う人としか結婚しない」なんて、そんなコト言ってたけどな。。。。

娘の国籍

ちょっと娘のことなど書いてみようかと思います。
私は結婚当初、国際結婚でした。当初と言うからには、途中からそうではなくなった訳なのですが…。
元主人は、おじいちゃんの代から日本に住み始めた家族でした。
彼と彼の兄弟は、みな日本の教育を受けて育ち母国語は話せないというタイプでした。
ただ、彼の家族では一人だけ、おばあちゃんが日本の国籍を持つ人でしたので、きっと彼は正確にはクウォーターということになるのでしょう。
彼の家族は母国へ戻るよりも、日本に住み続ける意思の方が強く、機会を見ては帰化申請を行おうとしているところでした。
親戚の中でも一人二人と帰化申請を行う人が出てきており、彼も私との結婚を機に帰化の申請を行おうとしているところでした。
しかし、結婚後間もなく私のお腹に子どもが居ることが分かり(それが娘です)、申請を急いだのですが当時は申請から許可が下りるまでに1年半ほどを要し、子どもの誕生までには帰化は間に会いませんでした。

そんな訳で、娘だけ多重国籍です。
当時もいろいろと調べたのですが、出生時に両親のうちのどちらかの国籍が違えば(それぞれの国の法律にもよりますが)その間に生まれた子は多重国籍となり、その後どちらかが帰化しようが両親が離婚しようが全く関係はなく、生まれた時にそうなのならば、それは=多重国籍者、それが今の日本の法律なのだそうです。
多重国籍者は、20歳になったら自分で自分の国籍を選びます。本人意外の人が、例え両親であろうとも、彼女の国籍を勝手に決めることはできず、必ず本人が20歳になってから自分で決めて必要な手続きを行わなければなりません。

なぜ今、こんな話をし始めたのかと言うと。
先日から行っている我が家の掃除。いろいろと片づけていたら、娘の保育園のころの思い出グッズが出てきたんです。
集合写真とか、先生が閉じてくれたお絵かき作品とか連絡帳とか、乳児のころに使っていた上履きとか名札とかw
そんなのが入った箱の中から、1枚のリーフレットが出てきたんです「国籍の選択」という題名の付いた小さなリーフレット。
娘が分かるようになったら、もう一度きちんとした説明ができるように。そう思って、法務局から貰ってきてあった物をどこかに仕舞っておいたのは覚えていたのですが、まさかこんな箱の中に入っていたとは。
もちろん、娘には小さな頃から話しています。元主人の家では、母国の文化も大切にしていたこともあり小さいころから、いろいろな意味で話して聞かせてはいました。

ちょうどリーフレットを見つけた時には、息子は友達の所へ遊びに行っていて不在。
「これは!」と思い
「○ちゃん、○ちゃんコレだよ!」と、そのリーフレットを娘のところへ持って行きました。
「おおー」
すっかり、こういった書類が読めるような年齢になった娘に「○ちゃんも自分でちゃんと読んでおいてね」
と伝え「おっけ~」などと話していました。
しばし読み込む娘
「ママ~~~!!!22歳までだって!!!」
「え?」
「22歳までに決めないと、日本の国籍は失うんだって!!!」
「ええええー!そうだっけ????」

二人して「別にまだどっちがって訳じゃないにしても、どっちかが無くなるとかって言われると焦るよねw」
などと言いながら、もう一度読み返してみたりしました。

そこで焦ったのが私、そう言えば最近になってちゃんと調べ直したりしてないけど大丈夫かなぁ、あれからまた何か事情が変わったりしてて
「何言ってんですか奥さん、そんなんとっくにこうなってますよ」なんて言われでもしたら娘になんて言えばいいんだろう!!!!><;;
と突然に思い付き、久しぶりに法務局の国籍課へ電話をして確認をしてみましたが、今のところ当時と変わったコトは特にないようでした。ほっ…(*_*)
ただ、やはり日本国籍を選ぶ場合には、22歳までに手続きを行わなくてはならないらしく。どっちにしても20歳になったらすぐにアクションを起こすよう、忘れないようにしないといけないですね。
そして、どちらの国の国籍をどうするにせよ、どの場合にも両方の国へのアクションがそれぞれに必要なのだと改めて言われました。
言われてみれば、そうですよね(もちろんその国の法律にもよりますので、あっちでそうしたんならこっちはいいよぉ~なんてこともあるのかもしれないけれど)。
いずれにしても相手国の大使館などで詳細の確認を…と、そう言われました。そりゃそうだよね。

そして、これはあくまでも「それまでに(ウチの娘が20歳になるまでに)、日本の法律と相手の国の法律が変わらない限り」この方法で、という話です。
ちょっと、いろいろと気を付けて見ていなくてはいけないな。と、そんな風に思ったのでした。

気を付けて見ていなきゃ!!!

2010年7月26日月曜日

自閉症グッズ

書こう書こうと思っていてついつい取り遅れてしまいましたが、自閉症支援グッズのオンライン販売をしてくれているところがあるんです。

http://www.addplus.jp/

これも勉強会で教えてもらったのですが、こういう支援グッズを開発して売ってくれているところがあるんですねぇ。
自閉のある子には視覚で訴えるのが一番です。朝起きたらすることを、順に紙に書いて部屋の一番目立つところに貼る。本人は、それを見て朝の行動を理解して順に行うことができる。
例えば、一番簡単に例として説明ができる「視覚で訴える」は、こんなことでしょうか?

でもこれも、できれば楽しい方が本人も取り組みがしやすいんですね、やろう♪ という気にもなる(もちろん、その子のタイプにもよるので、その限りではありませんが)。
なので、良く言われるのが「お母さん、工夫して…」そうなんだけど…。私は絵が苦手なんだよぉーーーーーーーー!!!!!(TOT)
よくね、保母さんとかそうでなくても絵の得意な人っているでしょう?そういう人が、サ、サササァーとね。フリーハンドで絵を書いているのを見たりすると、もう尊敬してします。
どうしたら、あんな風に書けるのかしら。。。。。

そんな訳で「本日やる事」を箇条書きにすることはできても「楽しく」は書けない私。。。。
でも、こういうグッズがあれば、そこから何かしら工夫して「シールを貼る」とかその程度だけれども、少しくらいはわたしにだってアイデアが浮かんでくる。
そういう意味でも、こういったグッズてのは本当にありがたいですね。

聴覚の敏感な子用のイヤーマフとかも、折りたたみ式で持ち運びにも便利そう。ポケモンとかであるともっと嬉しいけどw

とにもかくにも、そういうのがある ってこと自体知らなかったので。
何か新鮮な嬉しさと出会いましたのでした。

娘の「smart.fm」

告知が遅くなりましたが。
娘がsmart.fmを始めました。と言うか正しくは再開かな?
http://smart.fm/users/mizu_aqua
iKnow!の頃に試しにアカウントを作ってみて、少しだけやらせてみたのですが、まだ当時は小学生。
学校の「海外交流教室で英語に触れたことがあった」程度の彼女には、無理がありましたよね^^;;;; ちょっと可哀想だったかな。

そんな彼女も今では中学2年生。大きくなったもんだw
と言う訳で、英検にチャレンジしてみることにしました。ええ、私じゃないですよ?娘がですw
試しに…と先日、4級を受けてみたのですが無事に合格ができました。
これに気を良くしたのか、中学卒業までに3級を頑張ってみようかと思い始めているようです。

で、そこで出てきたのが「英会話をやりたい」と言う話。
確かになぁ…。二次試験では、そういうことも必要になるかもしれないし、彼女の英語は…。
聞き取りと書き取りはできるけど、話すことができない。そりゃそうですよね、学校でも塾でも英語の筆記とリスニングテストはあっても、スピーチテストはないですからね。
学校のお友達の中で「英検を…」なんて言っている子たちのほとんどは、実は英会話スクールに通っていることが判明。
ううううう、まぢですか???? って、当たり前か。。。。
でも、英会話教室って高いじゃない? おまけに、どのスクールがどんな?…とか。

んんー、参ったなぁ。たぶんちょっと生の(?)英語に触れられれば良いんだよねぇ????
ご近所で、英会話教室のような物を開いてる方とかいらっしゃらないかしら?ちょっと詳しそうな人に聞いてみようかしら…。
と思っていた時に、気が付きましたw
おお、そうじゃんアレがあるじゃん!!!! と言う訳で娘に相談。
「とりあえずは、これから始めてみない?」とsmart.fmを打診。
「あ!やるやる!!!」と大乗り気。

聞くところによると、どうやら英検というのは、一度の検定試験で「一次試験は受かったけど二次試験に落ちてしまった」という場合でも、1年間は一次試験は免除で二次試験のみを受けることができるものなのですね?
おお、なんという素晴らしいシステムw!
まずは一次試験合格を目指して頑張ってもらって、二次試験用の英会話云々はご近所の英語堪能なママ友達にでも近いウチに相談してみようかなと思っています。
良い方法が見つかるといいなぁ。。。


さて、本題の娘のsmart.fmですが、ご覧いただいてお分かりのように(?w)
最初のころは快調に飛ばしていたようなのですが、最近では「飽きてきた」などと言い始めましてw まったく!ww
皆さま、どうかフォロー&叱咤激励のほど、よろしくお願い致します。m(__)m
また、お勧めのアイテム(?)などありましたら、そちらもどうぞ教えてやって下さいませませ。


どうぞ、よろしくお願い致しますm(__)m

2010年7月20日火曜日

学校が怖い。

これは先日、スクールカウンセラーの先生との面談が終わり、数日くらいした頃に
息子が私に言った言葉です。

「オレね。保育園のころからずっと言えないことがあるの」
「なぁに?」
「あのね、オレ学校が怖いの」
「うん」
「みんながね、わぁーって来るのが怖いの」

スクールカウンセラーの先生に話を聞いてもらって帰ってきた息子は上機嫌でした。
すっごく優しい先生だった。お話を聞いてもらった。またお話したい。次はいつ来るの?
そんなことをずっと言っています。
そんな流れからか、どうやら「今まで言えないでいたことを口に出してみる」
そんな事をし始めているようです。
相変わらずですが、上の会話は風呂上がりに自分の体を自分で拭きながら、その傍で洗濯機をいじっていた私に突然に話し始めた内容です。

カウンセラーの先生には、学童での出来事やどうしてもパンチしてしまうことを相談したようです。
パンチについては、こんな処理方法を教わってきました。
「もし、パンチがしたくなったらね、紙にパンチの絵を書くの。それでパンチをしたい数だけねそこに○を書いていくの。
それで、できたと思ったら今度は書いたのを全部グチャグチャグチャーーーーって、真っ黒にして消しちゃうの。
そうしたらね、今度はパンチをする時と同じだけの力でその紙をねビリビリビリって、思いっきり破いてポイって捨てちゃう」
そう教わってきたそうです。

まあ、なかなかね大人だってそう簡単にそういう処理がウマクできるかって言ったらそうはいかないから「どうかなぁ…」なんて心の中で思いながら
「へぇ~、そうなんだぁ」と聞いていましたが、息子はご満悦のよう。
とにかく「解決する方法があるんだ!」と、そう思えたことへの収穫の方が大きかったみたいですね。
そして、また先生に会って話したい!と

私もまた、すぐに担任の先生に伝えましたが「良いと思いますよ」と言うことで、また次の面談の設定をしてくれました。
なのですが…。私としては、なんとも複雑で。
いいのかなぁ…、こんなに立て続けで…。これは本当に彼のためになるのだろうか。

ちょうど児童精神科医の診察日と臨床心理士との面談が近づいているので、思い切ってそのことを相談してみようかな、と。
そんな風に思っています。

息子に
「学校が怖い話をカウンセラーの先生に話してみたら?」と問いかけてみましたが
「言えない」とのこと。
「なんで?」と聞いてみると
「だって、あの先生は学校の人だもん、だから怒られる」(やっぱり…、もしかしたらそんな風に思ってるかなぁ…と考えていたところでした)
「そんなことないよ、もしもね○○(担任)先生に話したって○君のこと怒ったりなんかしないよ?
それにね、あの先生はね、どうしても学校に行けなくなってしまって困っている人とか、そういう人のお話も聞いてくれるんだよ?
例えばね、学校に行きたいのに行けなくなってしまった人でも、ちゃんと行くことができるような、そういうね○君が行っているのとは別の学校があるんだけどね、
あの先生は、そういう学校のことを良く知っていて、教えてくれたり行けるようにしてくれたりすることもあるんだよ?」
「・・・・」
そうなの? と小さく一言だけ言ってしばらく考えていたようですが
「やっぱ言えない」
最後には、そんな風に言っていました。


息子の言う「学校が怖い」は、何もお化けが出るからとか、極端にイジメに合うとかそういう話ではありません。
単純に「人が多い」とか、そういうことなんだと思います。
基本的に情報の多い場所(繁華街など)は苦手です。音や匂いにも敏感で、苦手な匂いや音が気になりだすと頭痛や吐き気を訴えどうにもならなくなります。

そうそう、そう言えばついこの間、
「保育園の時にも、みんながズラっと並んでるのを見るのが怖かった」などと、そんな風にも言っていました。
もちろん、この話も唐突に話し出す訳なんですがね。。。。。。。

2010年7月16日金曜日

トイ・ストーリー 3

この間の日曜日に観て来ましたぁー!

面白かった! 特に最初の部分。ネタバレになるといけないので細かくは言わないけれども、観た人なら分かるかな?本当に冒頭というか始まりというかその部分。

iMAXで観たせいか画像が非常にキレイで鳥肌が立ちました。いやぁ~素晴らしかった。

3Dも全然疲れなかったし違和感ゼロ。今、改めて思ったけどそう言えば3D特有の「観てて気になる」みたいなとこ全くなかったなぁ。んんー、これは欲目も入ってるのかな?

とにかく非常に大変面白く、上の娘の感想は「最初と最後で泣いたw」息子の感想は「どきどきした」でした(^^) もっとも息子は始まる前から「ウッディどうするんだろうぅ~~」と非常に心配をしていましたので、より一層そういう見方をしたんでしょうね。

娘は「もう一回、1から観よう!!!!」と張り切ってました。確かに我が家には1も2もありますが、VHSビデオテープです。

まだ観られるかなw?

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2010年7月14日水曜日

パンチしちゃう

「ママ、オレあの先生と話がしたい」
唐突に、息子がそんなことを言いだしました。あの先生とはスクールカウンセラーの先生のことです。
あんまり唐突でビックリしましたが、それは是非に!と、私はどんどんと話を進めてみました。

実は、前々からスクールカウンセラーの先生には言われていたんです。
「私(カウンセラーの先生)が学校訪問している時に、一度会いに来てくれるといいんだけどねぇ」と。
お友達と遊びに来るでも良いので、来て会話をさせてもらえると様子も分かって何かといいと。

なので、今年の4月ごろから、ずっと息子には働きかけていたんです。
「学校にね、なんでも話していい先生が居るんだよ」
最初は良く分からなかったみたいですが
「あ!分かった、今日ね朝礼の時に「いつでも相談に来て下さい」って女の先生が言ってた。なに話してもいいんだって!」
「そうそう、その先生だよ。あのね○君が、学校で「変だなぁ」とか「どうしてだろう」と思うこととか、そういうのを相談していいんだって」
「ふぅ~ん、でもオレ行かないと思う」
「なんで?」
「だって、話すことないもん」
(トホホ…)と、最初はこんな感じだったのですが、そんなこんなで過ごすうちに
「ねぇ、ママその先生はなんでも聞いてもいいの?」
「いいんだよ?」
「どうして算数ができないのかとか、そういうのもいいの?」
「いいと思うよ、聞いてみたらいいよ。きっとお話してくれるよ」
「そっかぁ、でもいいや」

なんて、少しづつですが、しばらくはそんな感じでした。
ところが突然の彼からの申し出「これは!!!」とハリキリそうにもなりましたが
ちょうど学童のことなどがあった後のことでしたので、気になってちょっと慎重に聞いてみました
「そっか、いいねぇ~。でも、何を話したいの?」と聞くと
「オレさ、パンチとかしちゃう。悪いことなんだ。でもパンチしちゃうの」
「うん」
「そのこととか話したい」
なるほど。これは前からの彼の悩みでもあります、お姉ちゃんを本気で殴りこめてしまったことなどあり、その最中のことは記憶にないなどと言っていたこともありました。診察に行くきっかけになった出来事のうちの一つでもあります。
「そっか、そうだよねぇ。ねぇ、○君。この間のさ学童で足踏まれた時のこと」
ここまで言うと彼は「あっ!!」と、ものすごくバツの悪そうな顔をして「しまった!」いう表情で身を固めます。
「あの時ね、すごく悪いこと言ったって言ってたけど、なんて言ったか思い出した?」
「うん、あのね。お前なんか死んじゃえって言ったの」
「それだけ?」(それは知らなかった…)
「あ、ううん。あのね、学童やめちゃえって、そう言った」
「あぁ…、それは良くないねぇ…」
「うん、オレそのことも話す」
「そっか分かった。じゃあ、先生がいつ来てくれるのか見てみようね」
「分かるの?」
「学校のお手紙に書いてあるんだよ(^^)」

私は急いで学校便りの今月分を確認して息子に説明しました。
「この日は、午前中だから○君が朝学校に行って給食食べるまでは居てくれるみたいだよ。こっちの日は午後だから給食食べた後からだね」
「わかった、じゃあオレこの日の休み時間に行く!」どうやら午前中の「中休み」のことを言っているようでした。
「そう、分かった。先生は、準備室に居ますって言ってたよ」
「準備室ってどこ?」
「んとね、○階のぉ…」
「あ、分かった。○○先生(担任の先生)に、いつも怒られる時に呼び出されるところだ!」
「(おいw)あ、そうなの?じゃぁ、分かる?」
「うん、分かる」
「じゃあ、忘れないようにカレンダーに書いておこうね」
「うん。オレも忘れないようにする!」

後は本人に任せてみようかとも思ったのですが、学童でのこともあり「鉄は熱いウチに打て」で、さっそく担任の先生に電話をしました。
一通りの経緯を話すと
「おお、いいじゃないですかぁ! 分かりました、その日は一件だけ相談の予約が入ってますが中休みは大丈夫です。○君を予約で入れてしまいましょう」
「え、いいんでしょうか」
「いいんですよ、私が決めるんですから(先生は、その調整の係です)w 何か他にズレてもらう訳ではありませんし」
「そうですか、なんと言うか本人に任せようかとも思ったのですが。せっかくのチャンスなので逃さない方がいいのかと思って…」
「いやいや、いいと思いますよ。それでね、お母さん…」
と、何やら、先生からもちょうど私に話したいことがあったとのこと。

聞けば、息子が学校のお友達に腹パンチをしたのだそうです。
経緯はこうです。
給食が終わって食器を片づける段になりました。当番の人から順に片づけましょう。と言われたのですが、息子はそれに気付かずに一緒に席を立って片づけようとしてしまいました。
「○君、当番の人が先だよ。○君はまだだよ」と先生や周りから注意され、息子はしぶしぶ席に戻りました。
ちょうど、それと同じタイミングで個別支援級から給食教育に参加していた△君が、息子と同じように席を立って先に片づけてしまいましたが、△君は注意をされませんでした。
息子は、それが気に入らなかったようで昼休みになり、必死に△君を探し周り腹パンチをしたのだそうです。

どうも、この給食後の出来事は先生も周りから聞いた話なのだそうですが
「○君が、△君を探しまわってた」と生徒達から聞き、総じて上のような内容なのだそうです。

先生曰く
「全体の話を聞いてみても、どうも○君(息子)も、△君を力いっぱい殴った訳ではないようなんですよね。こう威嚇したというか、そんな感じのようなんですね。
ただ、相手のお子さんの親御さんのこともあったので、お母さんが「知らなかった」という訳にはいかないと思いましたので、お話しておかなきゃいけないな、とちょうどそう思っていたんです」
「そうでしたか、分かりました」

先生が言うには、息子に限らずけっこうパンチは男女共にあるのだそうなのですが…。
そう言えば、随分前ではありますが、息子も女の子に殴られて泣かされる…なんてことがあったにはあったのですが…。
3年生とは、ちょうど年齢的に感情で直接ぶつかり合うそういう年齢にあたるのではあるんですが…、とその先生はおっしゃっていましたね。

学校でのコト、自発的にカウンセラーに会いに行きたいと言いだしたこと。
親として、どう捉えたら良いのか考えるところでありますが、
問題があり、それを認識しているから「カウンセラーに話したい」と言いだす訳ですし、当たり前ですが手放しで喜んでいる場合ではありません。
きっと、これからが本番なんです。

息子の骨折

もう一月くらい前の話になりますが、息子が学童で骨折をしました。
原因は、お友達と白熱して遊んでいた「風船バレーボール」。
接戦だったようで、皆「負けたくない」そんな気持ちでいっぱいだったようです。
そんな中。お友達がジャンプして降りた所に、たまたま悪いことに息子の足がありました。

私は、お迎えの時に指導員の方からこの話を聞きました。最初は、こんな感じでした。
「お友達と風船バレーで遊んでいたんですけれども、○○君(息子)が足を踏まれてしまって、そうしたらパニックになってしまって…」
指導員の方には、息子のことを伝えてあるので、あえてこういう言い方をして下さったのだと思います。
「こう、うわぁーーー。となってしまって、謝ってくれなかった… って。」
「ああ…」
「いろいろと伝えてみたんですが、なかなか分からなかったみたいで」
「そうですね、分からないと思います」
「とにかく、冷やして様子を見たんですが、おウチでまた様子をお願いします。すみませんでした」
「分かりました、ありがとうございました」
そこまで話すと、バツが悪そうに息子が玄関に出てきました。
様子がおかしいので、指導員の方に挨拶をしてから、歩きながら二人で話してみることにしました。
「話、聞いた?」と切りだしてくる息子。
「うーん、どうしたの?」と聞くと、何か切羽詰まった様子。
「オレね、悪いこと言ったの」 ん?と思って聞いてみました。
「悪いことって何?」ここまで聞くと目に涙をいっぱいに溜めて懸命に話しています。
「分かんない。でもオレ悪いこと言ったの」と、私を見つめて赤い顔でどんどんと涙が流れてきます。
どうしたんだろう…と思いながらもなんとなく話を聞いてみましたが
「お友達が謝ってくれなかったの?」
「・・・」
「びっくりしちゃったんじゃない?先生に言ってみた?」
「だって、線から出ちゃいけないんだもん」バレーの試合中だと言ってるんですね。
「そういう時は、しょうがないよ。先生を呼べば良かったんだよ」
「だってそうしたら、負けちゃうもん」
う~~~~ん。

困ったなぁ…。と思いながらも、
もう一度「悪いこと」について聞いてみましたが
「分からない思い出せないの、でもスゴく悪いこと言ったのボクは」と目を真っ赤にして涙を流して必死に何かを堪えて、ちょっとしたパニック状態。

その日はそれ以上は話を聞ける状態になく。
おまけに、あんまり足を痛がるので、湿布を貼って早めに寝かせることにしました。
「ボクは大袈裟だから…」などと言いながらも、足が冷えると落ち着いたのか、すっと寝てくれました。
ところが翌朝になっても、触った程度でも飛び上がるほどに痛がります。
これは、さすがに気になる。
見た目には、蚊に刺された程度にしか左右の足に違いはないように思うんだけど「念のため」と
父に頼んで、病院でレントゲンを撮ってきてもらうようにお願いしました。
(私が行きたかったけど、有休が足りなかったのでやむなく…)

会社に着いて、間もなく(9:30ころかな)父から電話が入りました。
「おい、折れてるぞ」
「えっ!!!!」

そうだったのか、それはさぞかし痛かっただろう。と、その日は父に学校への送り迎えをお願いして
昼休みに学童へ連絡を入れてみました。
「気が付かずにすみませんでした」と、丁寧に謝ってくださいましたが。
「いやいや、そういうことあると思いますよ。そんなコトはいいですよ。何よりも早く対処できて大事なくて良かったんです。お医者様も、そう言ってました。
それでですね先生、ちょっと教えて欲しいんですが…」
と、私は息子の言う「悪いこと」について聞いてみました。昨日からこんなコトを言って涙を流すんだと。
「で、息子はなんと言ったんですか?」
「あ…、はい…。あの… お前なんかもう学童をやめちゃえ って、そう言ったんです」
「…それは良くないですね」

もう何か頭を鈍器で殴られたような、そんな感触に襲われました。

「実は、アレから指導員同士でも話し合ったんです。○君、泣いてたよね。って、普段は絶対に○君泣かないのに…と」
「そうでしたか、ありがとうございました」
「いえ、こちらこそ気づくことができずに、本当に申し訳ありませんでした」
「いえいえ、こちらこそ本当にすみませんでした。えっとそれでですね。今後は、こういうコト何かあったら必ず私に教えてください。学校にもお願いしてあるんですが、息子が何か言ったりしてしまったりしたコトは必ず教えて下さい」
「分かりました」

息子の足もさることながら、なんともショッキングな出来事でした。

2010年7月7日水曜日

懇談会

先日、センターで開いて下さった懇談会に参加してきました。
お世話になっているセンターでは、勉強会の一環として、ある程度の節目節目で
懇談会というのを開いてくれています。

懇談会に参加して「同じ症状を抱える子どもを持つ親たちで情報の共有・交換をしよう」
というのが目的です。この懇談会は「勉強会に参加した親たち」が対象になっています。
「ここまでの勉強会に参加した人たちで」という風に区切って開いてくれていますので、そういうことになるのでしょうね。

実は、コレ。私は、この「懇談会」系には出席しないつもりで居たんです。
と言うのも、勉強会は1月に1回弱のペースで行われています。時間は午前中一杯くらい。
その他にも、児童精神科医の診察が半年に1回くらい、それに加えて臨床心理士との面談が年に3回くらい。
後は、お子さんを持つ親御さんなら普通に予定が必要となる学校行事の「個人面談」etc…。

これらを全部満たそうと思ったら、いくら有給があったって足りないんですね。
(子どもは、インフルエンザで学校に行けなくなったりすることも、ありますしね^^;)
あんまり休み過ぎて会社での周りの目が気になるのも、もちろんそうなのですが、
実は今の上司が、ものすごく子どものことで協力をして下さるんです。
なので、この勉強会参加だってできるだけ必要最低限ですませて、できるだけ迷惑をかけないようにしたい。
もちろん、できることなら、懇談会にだって出席してみたいです。でも、ここは優先順位で消去法でいくしかない。
そう思っていたんです。
お休みをもらう会社への「遠慮」というのも、もちろんあったと思います。

そんなこんなで避けて通っていたつもりの「懇談会」だったのですが…。
先日、いつもの勉強会の予定で、センターに出向き、受付を済ませ「さぁ」と思った時
「じゃあ、こちらです」といつもとは違う、診察室などがある方へと促されました
「あ、あれ?勉強会は別の階の会議室ですよね???」
「いやいや、今日は懇談会ですから、こちらですよ」
「え…懇談会?あの、今日は学齢期向けの…」
「ええ、そうです学齢期別の懇談会ですよ? あ、あれ?」
「え、あ、いや」
「あれ、間違えましたかっ!(センター側が)」
「い、いやいや。私も良く読んでないので(←ヒドいw)」
「あ、あはは…」
「ごめんなさい、ごめんなさい。えっと、じゃぁ…」
「あっ、あぁ、はい。こちらで…」

と、なんともまあ間の抜けたヤツでして…すいません^^;;;
後で、申込書を良く読んでみたら、ちゃん書いてありました。
その日のお題目の下に括弧書きで(懇談会)ってw^^;

という訳で。計らずも参加してしまった懇談会でしたが、楽しかったです!!!

今回参加されたのは、息子と同じくらいの年齢の子どもを持つお母さんたち10名くらいでした。
座談会形式になっていて、先生がお一人付いてくださり、進行をしてくださいます。
今回、参加された方のうち半分の方は、自閉症の支援を受けるため幼少期をこのセンターの保育園で過ごし、
今は「養護学校」や「各小学校の個別級」に通うお子さんを持つというお母さん方。
そして、残り半分は、例えば私のように「去年診断されたばかりで…」などといった方達で
いわゆる「高機能自閉症」と呼ばれるタイプのお子さんを持つお母さん達。
たぶん、そんな感じだったと思います。

とにかく、いろんなお母さん達がいて本当に面白かったです!
こんなこと言うと「当たり前だろw」と、ツッコまれそうですが、今までに私が経験してきた小学校や保育園での「懇談会」と、なんの変わりもありませんでした。
「自己紹介からお願いします」と、進行役の先生が促してくださり、緊張しながら一周したところで
「では、今の自己紹介の中でも少し話題の出ていた○○ですが、これはどうですか?」
などと切り出してくれて、
「今、ウチはこんなことに一番手を焼いていて」などと始まったら、後はもう
「あー、分かるぅ~」「やったやったウチもやった」「そうなんだよねぇ~」「アレやってみた?アレはけっこう効くよ?」
「え、それってそんな風にできるの?」「できるできる、ウチなんかはさぁ…」と、話し出したら話は尽きません。
あんなことで困って、こんなことで困って。そういう時は、あの手を使ったこの手でやった。結果、アレは失敗したけど、これは出来るようになった。
そんな話が次から次へと繋がっていきます。
「こういう時は、どうしてますか?」「ああ、それはさぁ」「あー、でもウチの場合それやるとかえってさぁ~」「あーぁ…」
なんていう風にもw
もちろん、参考になることやなんかは一杯ありましたが、それよりも何よりも「おしゃべり」が楽しかった!!!www

良く考えてみたら、最近の私が息子のことで、話をしていた相手というのは、いわゆる「専門家」達だったんですよね。
センターの医師や臨床心理士、カウンセラーはもちろんのこと。
息子の通う小学校の先生にしても、学童の指導員にしても、その道の「専門家」。
解決法を知っていたり、たくさんの事例や症例を知っていて学業も習得している。
なんと言うか、実際ね、そういう人に話を聞くのが一番近道だ。そう思ってた節はあったと思います。
だってね、たぁ~だ毎日の生活を送っているだけでも、時間が足りないってのに。
「遠回りをしている時間はないのよっ!」そんな風に思っていた部分があったのは確かですね、きっと。

だけれども、こうやって同じ症状のしかも同じ年頃の子どもを持つ。
そういうママさん同士で、日々の愚痴を言ったりおしゃべりをしたりできる。
こんな素晴らしいことはないのではないかと思ってしまうほどに、良い経験をさせて頂きました。
「専門家」の方たちは、そういった子どもたちに関わる回数はもちろん多いだろうけれども、実際に子育てをしている訳ではありません。もちろん、深く関わって頂いてはいますが。
たくさんたくさん助けては頂いているけれども、当たり前ですが、子育ては親の役割。
事実上24時間、子どもと関わり続け毎日顔を突き合わせて「わが子として育てている人たち」それが懇談会でお会いしたママさんたちでした。


それにね、ママ達も、いろぉ~~んなタイプの方達が居て、本当に面白かったです。
本やブログなどで、体験記を書かれているママさん達の文章ばかりを読み漁っていた私としては、
自閉症のお子さんを育てているママさん達はみんなあんな感じ(すごく優秀とか?)なのかと思っていたら
変な言い方になっちゃうけれども、ぜんぜん違いました。千差万別(当たり前ですね)。
普通の、普段その辺を一人で歩いておられたら、お隣のママさん達となんの見分けもつかない(落ち着いて考えれば見分けられる訳がありません)。
息子や娘の学校で普通に見かける多くのママさんたちと何ら変わりのないママさん達でした(重ね重ね恐縮ですが、当たり前です)。
ただ違うのは「特別な特徴を持った普通じゃない子」そういう子どもたちと、日々向き合い格闘している。
それだけでした。

これは本当になんというか、私にとっては大きな収穫になりました。
また、なんとかして参加したいと思っています。
息子のためでもありますが、それよりはたぶん、私のために。

2010年7月6日火曜日

踊る大捜査線を観てきただす。

この間の日曜日に、息子と「踊る大捜査線」を観て来ました。

なぜ息子と一緒かと言うと…。息子と「観に行く」と約束していた「仮面ライダー」の映画、今回は、3部作になっていて全部観ようと思ったら合計で3回も映画館に行かなければなりません。しかも、映画館に行けば、息子が夢中になっているカードゲーム「ガンバライド」こちらの映画館限定版カードが貰えるというシステム。

「3回は行けないからね!」と最初に約束をしていたのですが、2回は行くことに…orz。で、前回は…2作目にあたる「Episode Blue」を観てきたのですが、途中で(私が)寝てしまいました(^^; ファンの方々ごめんなさい! 疲れていたんです、きっと。。

そんなこんなもあって、今回のラスト1回「Episode Yellow」。気が重くってしかたがありませんw で、おかしな理由を付けて無理やり私の観たい映画に息子を付き合わせました。「ママが観たい映画も一緒に観てくれる?」「いいよ」「じゃあ、行こう!」と、無理やりこじつけて行ってきました。(^^; もっとも他にも「観たい映画」はあったにはあったのですが、息子にも観せられる…と、ちょうど公開したばかり!そんなこんなでコレにしました。

とは言うものの、実は私は「踊る大捜査線」の大ファンですw もっとも好きなのは真下くん! もう本当に大好きです。今回は、真下くんの交渉人ぶりが思いっきり観られなくて残念でしたが、それでも出てきただけでニンマリですw 他にも、TVシリーズのあの人なんかもチラっとだけど出てきてくれて満足ですww

いやぁ~、それにしても、署長3人組の猿芝居っぷりは最高でしたね!いやぁ~素晴らしい!!! あそこまでやったらアッパレです。映画館で爆笑しました。監督に拍手ですwww

まぁ、それにしても映画の第一印象は「織田雄二、老けたなぁ~」でしたw ファンの方々すみません。^^; えー、私もすっかりファンの一員(織田くんは好きではありませんが)なので、客観的に観た感想は出てきませんが、それでもやっぱり今回もオタクっっぷりに拍手したい気分なんですが。アレは、本当に詳しい人から見たらどうなんだろうなぁ…って、そう思います。交渉人の時の「地下鉄オタ」の時にも、そう思ったんだけれども、素人目に観たら「すげぇ、本当に知ってる人が(脚本を)書いてるんだ」と思ったりする部分が結構あるんだけど、実際にはどうなんだろう…と、いつもそう思います。今回は(も?)ネット系だったりセキュリティシステムだったりするので、詳しい方!!! 是非是非、観たら感想をw って、もう誰か書いてるかな?w

そんなこんなで、ずっと気になっていた「脚本は誰が書いているんだろう」というのを、さっき調べてみましたら、君塚良一さんだったのですね、じぇんじぇん知りませんでしたw 映画の内容が、面白かったかどうか…と言うのは、まあ…そういう訳で勘弁してくださいw

 

 

 

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2010年7月5日月曜日

なぜ、気付いたか。

私が、どうして息子の状況に気が付くことができたのか。
そのことを、ちょっとだけまとめておこうと思います。
実際、良く聞かれるので。

ウチの息子の場合は、何かの機関から指摘を受けて診断をしてもらった訳ではありません。
私から自発的に「どうしたって、おかしい」そう言ってスクールカウンセラーに面談を求め
そこから、現在のセンターを紹介してもらって…、そういった経緯で今に至ります。


何人かのママ友達に言われました
「気が付いたのが早かったよねぇ」と。
単純に「自発的に気が付くことができた」という部分では、そうだったかもしれません。
ただ現実的には、早かったのか遅かったのかという点については、ハッキリ言って良く分かりません。
実際に、センターに通ってみると、本当にいろいろな方にお会いします。さまざまな症状を抱えたお子さんと親御さんたち。
ですが、みなさん本当に小さなお子さんを抱えた方が多いんです。幼稚園もしくは、その前くらいのお子さんがほとんど。
「自閉症スペクトラム児」の勉強会に出席していても、小さなお子さんを抱える、親御さんたちの方が多いように感じます。
なので、もっと幼い頃に診断されるお子さんはたくさん居るのだなぁ、とそう思います。

息子の今回の診断にあたって「今までに乳幼児健診などの際に、保健所などで何か言われたことは一度もなかったですか?」と
問診やカウンセラーの先生や、そういう方たちには何度も聞かれました。
まあ、なんと言うか「本当に何もないの?」と、そんな不安な気持ちを抱えながら乳幼児健診を過ごしてきていた私としては
「それは、こっちが聞きたいわいっ!」と、そういうのが本音ではありますがw

そして、医師からの診断が下った時のこと。
私は「治療や訓練方法など…例えばそういう物をこのセンターでは、何か行っていないのか」と、そう聞いてみました。
すると医師の答えは
「もう少し幼少期なら、プログラムもあるんですがね。このくらいのお子さんには、ないんです」
と、そう返事が返ってきたのです。そう言われれば、やはり私の口から出てくる言葉は
「私がもっと早く気付けば…」と、そうなるのですが、それに対する医師の答えは、こうでした。
「いや、これは普通は気が付かないです」と、ハッキリそう言われました。
じゃぁ、どうしろって言うんだよ! とw ついツッコミたくなりますが、そこについては
現在、私が実践中なので、ここではちょっと省きます。

さて、前置きが長くなりましたが
「ではなぜ、そのような状況に居ながら私が気が付くことができたのか」
それは「私が、そうだから」

息子の診断の際に、臨床心理士の方に言われました。
「彼は、かわいらしいし雰囲気がいいよね。だからその分、周りも期待するんだろうね
(この場合の期待とは、定型発達児としての対応を望まれるという意味です)。
ふざけたり、遊んだりそういうことが一緒にできると周りからは思われる。
ところが本人は、比喩や冗談がまったく理解できない。言われたことを言われた言葉どおりにしか理解できない。
彼の悩みは、その分、大きいだろうねぇ」と。診断後の開口一番に、そう言われたんです。
この時に思ったのです「ああ、やっぱりそうだ」と。

私もずっと言われ続けてきました
「どうして、できないのか」「どうして、こんなことも分からないのか」と。
きっと親は
「こんなことも理解できないなんて。
人として生きていく上で基本中の基本とも思えるような。
こんなこともできないなんて、この子は大きくなったらどうなってしまうんだろう。今のウチからしっかりと」
きっと、こんな風に思ったことでしょう。そして、私に必要以上に厳しくしたのかもしれませんね。
躾ですね。
それにしても「基本的なことが何も分かってないのに、細かいことにだけは、どうしても拘りたがる」
おまけに、余計なところだけ妙に記憶力が良い。たまに感性っぽい変わった発言をする。
それは親は、私の扱いにさぞ手こずったことでしょうw
しかも第一子だったしねw


私だって、息子のことは心配です。
「こんなんでは、将来どうやって…」そう思ったこと、たくさんあります。
でも、一番大事なのは彼が幸せになれるかどうかであって、彼が誰かを(大切な人を)幸せにすることができるかどうか。
ただ、それだけなんです。


「こんなこともできないなんて、自分はダメな人間なんだ」と、そう心に重い荷物を抱えながら大人になってしまったり。
「本来の自分を偽ること」で、世間や周囲との距離や組み合わせを計ることばかりを身に付け、すっかり習得したつもりになっても
ふと気付いたら自分の中に自分がなにもない現実に突きあたったり虚無感を覚えたり。


この子に、そんな思いをさせてはいけない。
こういう思いを抱えて育てば、いずれ心を病みます。それは本人にとっては大変に辛いことではありますが
言い方は悪いですが、病むだけでは済まないということも起こりうるでしょう。
自暴自棄になり、自分を傷つけたり。
誰かを攻撃したりして、犯罪にだって手を出してしまい兼ねない。
ましてや、人さまの心や体を傷つけたり、命さえも無残に奪ってしまうような、まさかそんな大人に。

そんな犯罪者のように、人さまに迷惑を掛けて歩くような、
そんな大人になってしまったら。私は、そんな人間を世の中に送り出すつもりなのか。
本気で、そう思い震え上がりました。

かなり悩みました。
「そうは言っても、まだ子どもなんだから」
「子どもなんて、みんなそうだよ」
「男の子だからねぇ」
「ウチの子だって、同じだよぉ~w」

「自分の子どものことを“おかしい”と言うだなんて…」
「大切にしてないんじゃないの?」
「愛情が、足りない?」

息子のある出来事を境に、真剣に悩むようになり相当に追いこまれていた時、
たまたまつけたテレビの放送大学。そこで取り上げられていた「スクールカウンセラーの一日」を観て
もう、藁をも掴む思いでした。
小学校から貰ってきてある手紙をひっくり返して「居たはず、ウチの小学校にも居たはず」
翌日には、学校に電話をしてアポイントメントを取っていました。
正直、この時の私には自分も彼と同じであるだなんて、そんな認識はできてなかっただろうな、とそう思います。
なんとなく漠然と「何かとてもイヤな感じ」それを感じていただけなんだと思う。実際、別のことも考えていたしね。
でも、彼の障害のことを調べたり、センターで勉強会に出たり、そんなことを繰り返すウチに
最近になって「ああ、やっぱりそうだよな」そんな風に思うのです。


そんなこんなの私の「気付き」でしたが、今でも勉強会に出ると必ず講師の先生がおっしゃいます。
「私がこうやって授業をするとね“先生、お話を聞いていてウチの主人も、そうじゃないかと思うんです”
とか“先生、私も同じようにできない(コトが多い)んです”そうおっしゃって、相談に来られる親御さんが非常に多いです。
つい先日も、50代でアスペルガーと診断された方、いらっしゃいましたねぇ。そういう方には…」と。
毎回、授業のどこかで必ずこのフレーズをお話になるので、よほどそういう親御さんが多いのでしょう。


発達障害は、その原因が分かっていないそうですが、定型発達の人と比べて「脳の構造が違う」と
どうやら、そんなところまでは分かっているようなので、やっぱりこれは「遺伝子」。
それは、否めないんだろうなぁ…と、そんな風に思うのでした。

2010年7月2日金曜日

私のことやなんか。

まぁ、もろもろ落ち着いてきて、私なりにいろんな事が分かってきていて
それなりに、自分でも、まぁセーブしたり諦めてみたりできるようになってきたりしてて
まぁ、なんとかかんとかやっていけるようになってきた訳なんですが、それでもね
どうしたって困るのが、夕飯の支度。

やっぱり仕事から帰って来てすぐっていうのが、一番疲れてるんだよね。
頭もぼんやりさせないといけないし…。
(いやココで無理すると。ボンヤリさせないでいるとね、前のように悪化するっていうのが分かったので、わざとボンヤリさせるようにしているかな)

体力的に、というよりはどちらかというと頭の中的にかな。
料理ってさ、頭使うと思わない?
「アレ作ろう」って思ってさ、必要な材料を揃えて、炒めるにしても煮るにしても盛り付けるにしてもさ
投入する順番とかあるじゃない?火の通りづらい順とか、肉が先とか野菜が先とか湯を沸かすのが先とかさ。
どうせだったら、出来上がりも見た目にキレイな方が食べる気が出てくる、とか…ね。
んで、できるだけ最短で作り上げようと思ったら…
何せ家に着くのが19:30とかだからね、ボヤボヤしてたら息子は寝ちゃうし…。

湯を沸かしてる間に、投入順を考慮しながら必要な野菜を切って洗って、場合によっては水を切って
んで、後片付けのことを考えたら、できるだけ皿とか調理器具とか使いたくないから
先にアレ切って、そしたら次にアレ洗っちゃって、んでこの皿に置いといてる間にコッチ切っちゃって、
そしたら鍋に湯が沸くからコレ入れて、そしたらこの入れ物が空くからココにアレを入れて…。。。。。

なぁ~~~~んて、こんなことを本気でやろうと思ってたらさ、本当に疲れる。
作りだす前に「バーーーーッ」と手順をイメージしちゃって、ぐあぁぁぁっと作る。
もちろん作ってる間にいろんな邪魔(?息子の世話w)が入るから、何度も脱線するし
その度「あれ?」と、やりかけの材料眺めて「なんだっけ?」と思わなきゃならない。www


できたらさ、実はね帰ってきてすぐは一旦寝てしまいたいんだな。
頭リセットも、もちろんそうなんだけれども。
本当にね、腹が割れそうに痛い時もあれば、吐き気がしてどうにもならない時もある。
目が回って動けない時もあれば、単純に倦怠感が酷くて動けなかったりさ
とにかく、一旦は横に転がってボーーーッとしていないと回復が見込めない。そんな時もある。
でもさ、お子様たちは待ったなしなんですよ、当たり前なんだけどさ。
お腹空いたぁ~~~~~とね、そう言って帰ってくる訳ですよ。
まあ、ある程度まではね「ママちょっと動けないから、とりあえずコレ食べて待っててね」とかって
そんなのはするけれども、それにしたって限界がある。
できれば栄養バランスとかさ、そういうのちゃんと考えたい。

まぁ、で。
そんなこんなで、野菜の多そうな定食屋の外食や、テイクアウト品が増えたりする日々日々。

ある程度ね、手の空いた時?体調の良い時?
そんな時にさ、まとめて作り置きできるみたいな物?そういうのやる時あるけどね。
まあ、それもさ食べちゃえば終わりだし(←当たり前)。
何にしたって、成人男性が居る訳ではないので作るって言ったって大した量じゃないんだよね。
一回に食べられる量(=作る量)ってのはさ。
そうなると、かえって作り置きは非効率になって、都度作るのが実は一番簡単っちゃ、簡単なんだけどね。

と言う訳で、振り出しに戻るw

昔、何人かのママ友達にね、言われたことがあるんだよ「ママは随分丁寧に料理をするね」って
いや、コレね言われるまで気が付かなかったんだけど、どうやらそうらしいんだよね。
私が料理を誰に教わったかって言ったら、そりゃセオリーどおり母なんだけれども
その母ってのが曲者でさ。結婚するまでは、全く料理をしたことがなかった人なんだよね。
じゃあ、料理はどうやって覚えたかっていったら「料理教室(花嫁学校?)で教えてもらった」ってだけで実践経験まるでなし。
そんな訳で母は嫁いでからね、料理では相当に苦労があったらしく、そんなこんなで私にはもの凄く料理を教えたんだよね。
ええ、学校で教わった基本通りにw

なので私は「料理」って言ったら母に教えられた通りにしか分からないし、逆にね
一度覚えたやり方を変えるのって、実は結構難しかったりするんだよね。
かなり意識してないとできない。つい「手順どおりにやった方が楽だ」なんて思ってしまったり…。
もっとも、これでもかなり手抜きにはなってきていて、以前に比べたら飛躍的に簡単に作れるようには
なってきてはいるんだけれどもね。

と、まあそんな訳で悩みはまだまだ続く続く…つづく…。

2010年7月1日木曜日

ボクの常識

息子の通う療育センターで、保護者向けの勉強会を開いてくれています。
さまざまな内容で行ってくれていますが、最近では非常に希望者が多く
早く申し込まないと、すぐに定員になってしまって参加させてもらえないことが出てきてしまいました。
勉強会の内容はいくつかあるのですが、一つのテーマは年間で多くても3回くらいの開催。
すぐにいっぱいになってしまうので、最近では追加の講義が設定される物まで出てきました。

さて、その勉強会で紹介してもらった本。
その回その回で、内容に合わせた物をいくつか紹介して下さるのですが
今回はコレ!!!!
幼児の常識

これがすっごく良い!

最初は「あー、良さそうな本だけど、もうウチの息子には過ぎてしまったなぁ」と
そんな風に思ったんですけれども、だって題名が「幼児の常識・3歳」とかですよ?
もうちょっと前なら活用できたかなぁ…と、そんな風に思っていたんです。

でも、講義が終わってから後ろに並べてくれているそれらの見本を手に取って眺めていたら
他のママさんが「これ、もう売ってないのよねぇ」と。
「え、そうなんですか?」
「そうなの、大手の本屋さんにも問い合わせてみたけれども絶版になっていて出版元にも在庫がないんですって」
「あら…」
「Amazonにもなかったのよ」
「えっ!Amazonでもなかったんですか?!」
「そうなの、もう中古でもいいから買ってしまおうかと思ってたら、迷ってるウチに無くなってしまって」

あらら…、なんて思いながらその本を手に取ってパラパラと見てみた。
確かに、ものすごく簡単に書いてあって絵も簡素でかわいらしく無駄な装飾がない。
ふむ、これは自閉のある子には良いかもしれないなぁ…。
「でも、ウチの子はこのあたりはもう過ぎちゃったからなぁ」と、なんとなく、さっき思ったことを口にしてみた
すると、そのママさんは私のことをジッと見つめてから
「・・・まあ、でもこの絵とか、こういうの活用できるかなぁ…て思って(^^)」

ふむ、何やら気になるリアクション。
はてさて、そんなこんなで探してみましたこの本。
いやはや、本当にどこにもない!
横浜の大手本屋さんにも、やっぱり無いし、その他ネットで買えるところをいろいろと探してみたけれども
本当に無い!
「ちょっとどんな物なのか、ゆっくり見てみたいんだよなぁ…」と、勤め先の都心の図書館で検索をかけてみたけれども、そこにも無い。

やはり中古で買うより方法がないようだ。
…で。
Amazonで検索してみると、なんとも幸運にも巡り合うことができてしまいました。
「あのママさんも買いたがっていたなぁ、私が買ってしまうよりも…」
なんて思ってはみたものの、数点の出品があったのも後押しして
「えぇぇぇいっ!」と「とりあえず買っとけ」の精神で購入。

実は、このシリーズは「3歳」「4歳」「5歳」となっていて
それぞれを、別々の出品者さんから購入させてもらいました。

なんとも順序よく、最初に届いたのは「3歳」版でした。
息子に見せてみると「ボクやる!」とものすごい飛びつきよう。
問題も全部ひらがなで書いてあるし絵も分かりやすい。

「おふろに きちんと はいれているのは どのこ でしょう」
そんな感じの問題文があって、その下に3つの絵
「湯船にぶくぶく潜ってる子」「湯船にタオルを入れてユッタリ浸かってる子」「肩まで湯船に入っておとなしくしてる子」
それぞれにシールを貼る枠が設けられていて、正しいと思う子の枠にシールを貼る。
「難しいなぁ~」と言いながら懸命に考えて、シールを貼っていく息子。
正解は各ページの裏にあり、誰にでも簡単に答え合わせができるようになっている。

なんともビックリ。
息子はこの本をものすごく気に入り「次は?次は?」と、どんどんと進めて行くのです。
「難しいなぁ~」「うぅぅ~~んとぉ」などと呟きながら、ものすごく集中しています。
そして何より、楽しそうなのです。
確かに、3歳児向けの本なので教科書の問題よりは簡単に解けるので楽しいは楽しいのでしょう。
しかし、小学校3年生がこんなに夢中になってやるような問題集か?
と言うのは、根本的な疑問ですよね。

それにしても、脇目も振らずに問題集に集中し「これは…。どっちかなぁ…。こっちとこっちは…」と真剣。
途中で悩んだ問題は、お姉ちゃんに助けてもらいながら頑張って、最後には一人で全部終わらせました。
とても楽しかったらしく「全部あってたよ!」と満足気。
「良かったねぇ~、頑張ったね」と私も答えました。

翌日、2冊目が届きました。4歳用です。
「○○くん。また来たよ、新しいの」
「わぁー!やるやる!」
と、さっそく手に取って表紙を見た息子が、まず一言
「4年?」ちょっと驚いた感じで私に聞いてきました。
そうか…、前回のは3年生用だと思ったのですね、それであんなに一生懸命に。。。
「違うよ、4歳だよ」と、私は答えました。

本を眺めて、なんとも難しそうな顔をする息子。
それでも開いて始めてみました。前よりモチベーションが下がってしまったのか進みが良くありません。
見てみると…、前回の物に比べると確かにちょっと難しいのです。
質問の仕方も、少し難しめになっていますし前回は3択だったのに比べて今回は4択。
答えの絵も微妙な違いに気が付けないと答えられないようになっています。
なるほど…。

少しやってみましたが、疲れてしまったのか今回は途中で投げ出してしまいました。
「どうしようか、また今度やってみる?」と聞くと「うん。」と。

そうこうするウチに「5歳用」が届いてしまいました。
う~~~ん、またそのうち声を掛けてみることにするかな。
今は、どう言う訳か「学校の担任の先生が持ってたんだ、貸してもらったの!」と
憲法前文」に夢中です。なんじゃこらw

ちょっと覗かせてもらったら、全ての漢字にルビがふってあって、彼でもどんどんと読めるようになってます。
それにしても「ママ、これすごく面白いよ!」と言って、放っておけばいつまでも読みふけっています。
ちゃんと理解できてるのかなぁ。
こういうのが、その「極端」というか凸凹なところなんだろうなぁ~と、改めて思った出来事なのでした。


ちなみに、今回紹介したこの「幼児の常識」。
これは出版元は学研なのですが、是非また販売して欲しいです。
もちろん、そのままでも構いませんし「発達障害児向け」として別の物としてでも構いません。
ぜひぜひです! 需要は…ありますよ!!

2010年6月30日水曜日

ぼちぼち やってます。

部屋の片づけ、ボチボチやってます。

まず移動したのはノートパソコン。
もともとが、家で仕事をしようと思って買った大きな机。
そこに必要な筆記用具などと一緒にノートパソコンを置いていたんだけど
だんだんと、学校やなんかから貰ってくるお手紙に埋もれるようになってきていて。
そのくせ机の上にはパソコンの他にも、いろいろと場所を占領する物が置かれていて
学校に提出するお手紙の下1/3部分を書くのにもスペースが取れないような机となっている始末。

こりゃダメだ。と、まずはパソコンを動かすことにしました。
今となっては自宅のパソコンは、すっかり娯楽でのみしか使用しなくなっている。
こんな物をいつまでも作業机の上に置いておいたって意味がない。

と言う訳で、テレビなんかが置いてある、いわゆるリビング?(そんな立派な物ではないですがw)に移動。
その為には配線をいじらないといけないんだけど、実は今まで重い腰が上がらなかった理由の一つがコレだったり。
だって、机の下はホコリだらけに決まってるからwww
まあ、思い切って手を突っ込んで。
息子にコードの色の順番を覚えさせたりしてみて、一気に全て引き抜いて、
必要な物だけをリビングにどんどーんとまとめて移動してしまってから
「このコードと本体の組み合わせが分かるでしょ~~~うか!」というようなクイズを息子としてみたりw
(無事に元の場所に全てささりましたw)
そんなこんなで、とりあえずパソコンだけは移動。

これで喜んだのが娘。
「やたっぁーーーー!」と、流行の芸能人のブログやなんかを読んでみたかったそうです。
宿題の調べ物をパソコンを使ってやっていたりもしていたので、前よりも使いやすくなったと思ったようです。
もっとも今までは「ここはママの場所!」と、そういう所に置いてあったので勝手には触れないようになってはいました。

これで、と言うかこれだけで随分とスッキリしました。

後は、娘がやっていた習い事の関係で必要に駆られて買ったミニコンポ。
最近ではこれを息子の習い事で使うようになっていたので、これもリビングというか、そっち方面に移動をしました。
こちらも息子が「やったぁー!これで聞きやすくなるよ!」と、やっぱり大喜び。

今まで、どんだけ我慢させてたんだ私^^;;;

さてさて、まあそんな訳で。
いろんな意味で、少しづつ柔らかくなってきつつあるママですが。
この調子で私の体調も戻ってくるといいなぁ~と、そう思う今日この頃なのでした。
まあ、なんとかなるでしょう。

2010年6月8日火曜日

花と夜

先日、母の日に子ども達からカードを頂きました。
お姉ちゃんからは、お決まり(?)の「マッサージ券」
「この券で5回までマッサージができます」と書いてあり全部で3枚。ホチキスで留めてくれてあります。
んんー、なぜ1枚で5回としたのか…とか気になる所はあるけれど、とにかくありがとうw
坐骨神経痛のある私にはありがたい限りで、さっそく一回、使わせて頂きました。

さてボクちゃんからは、学童でみんなで作ったという「リボン付きプレゼント箱風」のカードを貰いました。
専用のキットを切って貼ってしてあり、フタを開けると中に手書きのメッセージが書いてあるという仕組み。
そう、そこに書いてあったのは「ママ、いつもおいしい花ごはんをありがとう」という物でした。
その場は「ありがとうねぇ~~~(^^)」と言って受け取りましたが、はて「花ごはん」
娘にこっそり聞いてみました
「ねぇねぇ花ごはん ってなんだと思う?」
「…分かんない…」
「あさごはん…かなぁ???」
「え、おいしいのは朝ご飯だけなの?w」などなどwww しばらくコソコソとやりましたが
ここは一つ思い切って、タイミングを図って本人に聞いてみることにしました。

「○○くん、この間はカードありがとうね(^^)」
「うん!いいよぉ!(^^)」
「なんて書いてあったんだっけ、あれさぁ~…」
と、なぜ確認したのかを悟られないように、その後に何かを続けようとしたところ
「ママ、いつもおいしい夜ごはんありがとう!(^^)」
なんの疑いもなく、サクっと嬉しそうに答えてくれました。
なるほど、そうか夜ごはん!!!!

彼は「見た目」で漢字を覚えているんですね。確かに言われてみれば「花」「夜」見た目が似てないこともない。
意味であったり、成り立ちであったり、音や訓。そういうコトを基準にして覚えてはいないのですね。
このエピソードを特別支援教育の主任をしてくださっている、息子の担任の先生に話したところ
「ああ、なるほどねぇ。だんだん彼の考え方が分かってきました」と、私から聞いた話を大変に喜んでくださった先生。
私は、いまいちピンときていませんでした「先生、何が分かったんだろう…」と。


そんなこんなの、ある休日の出来事。
まあ、ちょっとしたことからドラえもんの登場人物の名前を漢字で書くことになったんです。
私が、クイズのような物が書いてある「しおり」を本屋さんでもらってきたので彼にあげたんですね。
おじいちゃん、おばあちゃんの前で、順に名前を書き込もうと頑張っていた息子。

私が「のび は野原の野に比較の比だよ」などと言うと、
おばあちゃんと一緒に考えながら、辞書の引き方を教えてもらったり、漢字のヒントを出してもらったり。見本を書いてもらって写したり。
なんとかかんとか、名前が埋まってきて「そろそろ、おばあちゃん達も疲れてきたかな」と言うころ、最後に残ったのが「しずかちゃん」でした。
「源だね」私がそう言うと、おばあちゃんが
「○○くん、さんずいだよ」と教えてくれました。
「さんずい って何?」
「ちょんちょんちょん だよ」と、私が書いてみせると
「これかぁ~、分かった!これは、さんずいなの?」
「そうだよぉ~」
「じゃあ隣は?こっちはなに?なんて書くの?」
すると、おばあちゃんが「原っぱの原だよ」と、教えてくれました。
「ん??????はら?分かんない」と答える息子。
「原っぱの原だねぇ」と私。つい最近、国語の漢字練習帳の熟語のところで一緒に書いた記憶があったので少し粘ってみました。
「・・・・・・黄いろ?」と言う息子
「…ああ!」と言う私。お口ポカァ~~~ンな、おじいちゃんとおばあちゃん。
そうですよねぇ、これでは「原っぱの原って言ってるのに「きいろ?」って何がきいろ?」って、そうなりますよね。
「惜しいなぁ○○くん。この字だよ」
私が書いて見せると「ああそっか、オレまちがえちゃったよw」と言って、喜んでさんずいの隣に原を書き始めました。

「見た目でね漢字を覚えてるの。まんなか辺りに四角っぽいのがあって下にちょんちょんが2個あって…
似てなくもない? でしょう?w」
「あぁ、そういう…。ぜんぜん分かんなかった」と、おばあちゃん。

改めて父と母に説明をして、私が担任の先生に伝えたことの意味がなんとなく分かったような、そんな気がしてきました。


息子の通う学校では、これから個別授業の準備を考えてくださっているところだそうです。
現在でも、国語と算数の2教科は、3年生になったら学力別に2クラスに分けての少人数態勢です。
(↑横浜市はそう、とか決まってるのかなぁ???お姉ちゃんが通う中学も2年生からそうなってます)
ですが、そこに更に特別支援が必要な子どものクラスを増やして行こうと、そういうことのようでした。
きっと参加する子どもは、ごく少数になるでしょう。
「もし、そうなった場合は希望されますか?」と聞かれましたので
「息子と相談して決めたいと思います」と答えました。
「私は是非にでもお願いしたいと思いますが、やはり息子にも希望があると思うので」
そう伝え、只今むすこに少しづつ説明をしながら「どうしようかぁ~」となんとなくですが、そっちに入ると良いことがあるよ光線を出し続けていますw
何につけても「始めてのことが苦手」なので、どうしたって外堀を固めて選択を迫るような感じになっているのは否めない現状ではありますが、
最終的には「一回、受けてみてイヤだったら止めても良いかな」そんな結論になりそうです。


息子にあった授業が、今の学校で受けられるようになったりすると、お友達も多い今の状況からしても、本当に嬉しいことだなぁ…と、そう思う今日この頃です。

ありがたいことです。

2010年6月7日月曜日

ごき様。そして、片づける

先日、我が家で、ごき様と遭遇しました。
帰宅して玄関のカギを開け、ドアを開いて電気を点けたとたん。
目の前の天井際の壁スレスレの所を横方向にモノスゴイ勢いで走り逃げる、ごき様。
それもまた結構な大物。

「ぎやぁ~~~~~~~!」ドア半開けの状態で叫んでしまった私。
我が家の目の前には大きな国道があって騒音がヒドく、ちょっとやそっと大声を張り上げたくらいでは全く気にならないことが多いのですが、ごく稀に信号の関係などで静寂が広がることがあるんですね。
運の悪いことに、その瞬間とばっちりまっちんぐ。ご近所に響き渡る自分の叫び声の木霊を聞き
「通報されたらマズイ」と焦ってドアを閉めました。

ドアは閉めたものの、怖くて中に進めない。
twitterにも、かなり書き込んだのですが、私はごき様が大の苦手。

実は私は、日常で身の回りに現れることのある虫のほとんどが苦手です。
虫の何が苦手かって、それは「動く」から。
この間も息子と博物館へ出かけてきましたが、展示してある物は大丈夫なんです。
変な話ですけれども、飾ってあったり液体に漬けてあったり、そういうのはちっとも平気なんです。
「へぇ~、なるほどねぇ」なんて言いながら、見入ることだってできます。
でも、私たちの身の回りで見かける虫さん達って動くでしょう?当たり前だけど。
しかも、私からすれば予測不能に動くの。そっち行くのかと思ったらいきなりコッチ来たりして。
歩いてたかと思うと急に飛ぶし。目に入ってこようとしたり、頭に乗ろうとしたり腕につかまろうとしたりするでしょう?
それが、とってもイヤなんです。

「そんなん当たり前ぢゃんw」と笑われそうですが怖いんです。

中でも、ごき様はすごくダメ。
今までに、ごき様の展示物というのを拝見したことがないのでなんとも言えませんが、きっとそれもダメな気がする。
ごき様だけは、たとえ展示物だとしても
「動き出さないという保証がどこにあるんだ!」と、そう言って近づこうともしないかもしれません。
TVの実験番組なんかで見るのも、それだけでもイヤだったりしますもの。

一番の要因は、あの見た目だろうね。苦手です。


で、そんなこんなで久々にごき様と対面し「こりゃイカン」と思った訳です。
ごき様がいらっしゃると言うことは、それなりの環境が整っているということですね。
(簡単に言えば食べ残しの不始末とか、まぁ例えばそんなことね)
実のところ、今のマンションに住んでから一度もごき様と対面したことがなかった私。
「高いから来ないんだねぇ~」(いや6Fだけどw)とか「こういう建物には住みつかないんだよぉ~」などと
自分を誤魔化すような言動を続け現実から目を背けること10年以上。
それでも、結婚してた時にはなんだかんだと言いながらバッタバッタとあっちひっくり返しこっちひっくり返しで
掃除したり片づけたり(キレイに整ったことはただの一度もないのだけれどもw^^;)
汚いなりにも「最っ低限!!!」と思われることはやってたんです。
少なくとも季節の変わり目とか、部屋の模様替えとか、誰かが訪問してくるとか、そんなこと理由にしながらね。

でも、ここのところ、それすらも儘ならなくなってきていて。
寝て、起きて、食べて、風呂入って、着替えて、寝る!!!!
もう本当にコレだけで精いっぱい。最近では、お出かけすらもツラくなってきている。
そんな訳で、以前よりも諸々サボるようになり「見て見ないふり……」となっていた矢先の今回の騒動。

「ああ、これはもうやりなさいってことなんだなぁ」と勝手に良い方(?)に解釈しております。


本当はね、いろいろと思うところがあったんです。この間の倒れた後くらいからね。
今の部屋のレイアウトは、現状にあっていなくて非常に使いづらいんだよな実際。とか、
捨てるに捨てられない物が山のようにあってデッドスペースが多すぎる。とか、
もうそろそろ子供たちの動向も決まってきて生活導線が固まりつつある。などなど…。

そんなこんなで、そろそろいろいろできないかなぁ…と、そう思っていた所なのでした。
しかし、いかんせん私の体が動かない。ちょっと前のように「ふんがーーーっ!!」と
バカ力を出して一人で家具を動かしたり、そういうのは今はちょっと無理。

なので、こちらもブログ同様、少しづつですがやっていこうかなと、思っております。
まずは、いらない物の処分からかなぁ…。て、結構捨てたんだけどもねぇ。
一番大きいのは、やっぱアレかな気持ちの上でも触りたくない部分。

でも、もう捨てようと思ってます。
「勝手に捨てちゃいけないけど、確認のしようがない。本気で確認するつもりなら…」
そんな感じで、どうしても見ないことにしてきてたんだよね。
でも、やってみようと思います、いつまで置いておいてもしかたがないもんね。

きっと何をしたって文句を言われるんだろうしな。うん、そうだね。そうだそうだ。

2010年5月27日木曜日

更年期障害

ものすごく久しぶりの更新です。
実は、ごく最近の話でアレですが、2日間程ぶっ倒れて寝込んでおりました。(訂正 ^^;;;

GW明けくらいからかな、どうも調子がおかしい。子宮筋腫で治療に通ってはいるもののなんともしっくりこない。
ただ、取り立てて筋腫が急激に大きくなっている様子もないし、具体的に何がどうしたと言う訳でもないんだが、とにかく体調が悪い。しかし、どうにもこうにも医師の指示を仰ぐしかない。そんなこんなでなんとかやり過ごしていましたが「これはいくらなんでもおかしいだろう」という程に、下腹が大きく張り出てきた。
そう「下腹がポッコリでぇ~」なんていうレベルではない。妊娠何ヶ月????というくらいに下腹だけが大きく張り出しているのだ。しかも、まさにパンパンに張っている感がバリバリで、正直「苦しい」。
「おかしいよなぁ~、やっぱり内診の予約取ろう」
と病院に電話をして、予約日まで後数日という頃に下腹が異常に痛みだした。まさに「割れるような痛さ」、その上に大変に苦しい。
子宮のあたりが膨れているので、その影響で腸も胃もすっかり押しつぶされているようだ。お腹は空くのに食べた物が落ちていかない&消化もうまくいかない。
なんともかんとも三重苦のような状態。

なんとか持ち越して、予約日に病院へ。そのころには痛みも少し落ち着き、最悪に痛かった時の状態を医師に説明しながら、大きく張り出たお腹を示してみた。
「排卵かな」と先生。

内診してもらうと、両方の卵巣が大きく腫れているとのこと。
どうも卵は作られているのだが排卵ができていないとのことでした。
心配した筋腫自体は、大きくなっていたり増えていたりすることは全くなく、大きく張ったお腹の原因は排卵が出来ずに腫れ上がってしまった左右の卵巣のせいだったようです。

とりあえず、今の薬はいったんやめて排卵を止める薬に切り替えることになりました。このまま次の周期を迎えれば、雪ダルマ式なので一回止めて様子をみる。そんなことのようでした。
排卵を止める薬、いわゆるピルですね。
前にも別の治療でピルを飲んでいた時期もあったので、ピル自体にはそれほど抵抗はなかったのですが、やっぱり気になるので聞いてみました。
「先生あの…、そろそろ更年期なんて言葉も耳にするのですが、そんな年齢にこんな風に排卵を止めたりしても大丈夫なんでしょうか?」
すると先生は
「ん~、更年期だからそうなるのね。若いときはさ、徹夜しようが何しようがバンバン排卵もできるんだけどね…」
「あのぉ~、先生。私このところ毎日10時には寝てるんですけれども…」 orz

実際、更年期症状と思われる物にも襲われる日々が続いたこともあって、そんなことも医師には告げてあったのですがね。
と、まあそんな訳です。

しかし、いざなってみると「更年期症状」が「なまけ病」などと言われるのが、なんとなく分かるような気がします。ホルモンバランスのせいなのでしょうが、言いようのない倦怠感と、ヒドいやる気の落ち込み、本当に体を起き上がらせることができないなんて日もあります。少し動けば疲れてしまい座っていなければ居られないとか。もちろん他にも症状はさまざまありますけれども…。
んんー私の場合は、1ヶ月の半分くらいはこんな体調だったりするかなぁ…。
顔色も悪いようで、旧友からは顔を合わせる度に「顔色が悪いなぁ~」なんて言われています。


さて、私の場合は、もろもろあって普通よりは、若干(?)早く更年期症状と対面してしまった訳ですが、お年頃の奥様を持つ殿方には、そのような状態の奥様に出会ったら、ぜひとも労わってあげて欲しいなぁと、そんなことを思う毎日であります。

そんな訳で、もろもろゆっくりと進めて行こうと思います。
疲れないように、無理をしないでいればなんとか過ごしていけそうです。これが一過性の物なのか、もうこのまま一生物で付き合っていかないといけないのか、ハッキリ言ってよく分かりませんが
今年は、会社の健康診断も人間ドックに切り替えようかなぁ…と思っています。

別の医師に状況を診てもらうと言うのも、きっと重要なことでしょう。
いずれにしても、スパッと! そんな風には、なかなかいかないようですな。
書きたいことや、やりたいこともたくさんあるにはあるのですが、まあ、のんびりやっていきますw
子どもも二人居ることですし、四の五の言っていられないので、やれるようにやるしかないね。

早く元気になりたぁーーーーーい!w

2010年5月21日金曜日

空気ノ機械ノ尾ッポvol.15

お友達の劇団が15回目の公演を迎えました。

http://www.kuukinokikai.com/Profile-folder/15.html

…で、今回は…。私も少しではありますが、作り手側として参加しています(^^;;;;;

本当に本当にちょっぴりなので「参加したぜ!」などと言えたほどのアレでもないのですが、でもでもちょっとですが頑張ってますw

とっても面白い物になってるはず(?w)なので、是非是非みなさん観に来てくださいね!

チケットは、こちらからw  ↓

http://www.kuukinokikai.com/address.html

 

そしてそして、こちらが↓、空気ノ機械ノ尾ッポの脚本を書いているお友達matsuさんのブログです。今回の内容についても触れているので、是非読んでみてください!

http://ameblo.jp/kuukinokikai/entry-10539282943.html

でもって、こちら↓でも頑張っていますので、みなさんどうぞ応援よろしくです m(__)m

http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=20123

http://stage.corich.jp/troupe_detail.php?troupe_id=1019

 

んで、前にもココでお知らせしたけれども、できるだけ雰囲気が分かるように何回か前の公演ダイジェスト版(?)です(^^) しつこいかなぁ~とも思ったんだけど、コレが一番イメージ伝わりやすいから。

 

ではでは、劇場で待ってるぜっ!w

 

Posted via web from miti's posterous

2010年5月4日火曜日

彼の成長って。

ウチの息子は、感覚や概念を表した言葉を理解したり認識したりするのが大変に苦手なのだそうです。
そして、うーーーん、これはその概念や感覚といった言葉の仲間に入るかどうかは不明なんだけど

例えば、「朝」「昼」「夕方」「夜」なんて言葉、これはすごく難しいみたいです。細かい違いが分からないのか未だに覚えられません。
どんな風かと言うと、彼の中には「朝」と「夜」しかありません。
外が明るかったら「朝」 外が暗くなったら「夜」彼の中には、それ以外はないみたいなんです。

一度、時間をかけてゆっくりと説明したことがあるのですが
「ねぇ、○○君。朝とね、夜だけじゃなくて。う~ん、お昼と夕方って言うのもあるんだよ」
もちろん、明け方とか深夜とかもっともっと言葉としてはあるけれども、最低限その4つは理解できてないと
お友達との約束や会話の中で困ることがあるだろうなぁ…と思って、まずはその4つを選んでみました。
「ふぅ~ん。じゃあ、朝はいつ?」
「えっとねぇ、○○君が起きてから学校に行って給食を食べるちょっと前くらいかな。時間だと10時とかそのくらいまでが朝。で、そこからはお昼って言うかなぁ」
「ふぅ~ん。夜は?」
「うん。そのね、お昼が過ぎて、○○君が学校が終わって学童に行くくらいが夕方ね。
で、その後にお外が真っ暗になって、ママがいつもお迎えに行くくらい、そのくらいからが夜かな」
「うん、分かった!」
「・・・・(本当かなぁ・・・^^;;)」と思いつつも、まあゆっくりだなぁ。なんて思っていました。

そんなある日、お友達と遊ぶ約束をして帰ってきた彼。
最近の彼は、お友達と遊ぶのに夢中で、すごくたくさん約束をして帰ってきます
(実は、その約束自体もムチャクチャなことも多くw そのエピーソードが大変に面白いのですが、それはまた今度の機会にw)

その日の約束は、お友達とは15:00から一緒に遊んで17:00にはバイバイして家に帰ってくる。
という約束をしました。遊び場所は、お友達のおウチです。
約束どおりに遊びに行き、そろそろ帰ってくるころかなぁ、というころに私の携帯が鳴りました。
息子からです。
「ママ、まだもうちょっと遊んでてもいいぃ~?」
その日は、普段よりもお友達と遊べる時間が短かったので「何か言ってくるかなぁ」とは思っていましたが
やはり連絡が入りました。
「う~ん、でも約束は17:00だよぉ?」
「え~~~、だってまだ朝だもぉん!」
もう17:00なので、朝ってことはないですね。
あー、間違いに気が付いてるかな、自分で言い直すかな?
なんて思って少し様子を見てから話を先に進めることにしてみました。
実際、それまでの彼も自分で気が付いて「あ、違うや」と言い直していたことが何度かあったので。
とにかく、彼は「まだ外が明るいから、もう少し遊びたい」とそういうことなのですね。

と、私が考えを巡らせるウチに電話口の向こうから
「朝じゃないよ!夕方じゃぁん!www」とお友達の声が聞こえてきました。
あぁ、友達がそばに居たのか。可愛そうなことしたかな、何かフォローができるかしら…と気を揉む私
ところが、そんな私の心配をよそに、息子の口から出た言葉は
「あ、そかw オレ間違えちゃったw」と、お友達に向かって言うように電話口からそう聞こえてきました。
注意してくれたお友達に悪びれるでもなく、変に恥じる風でもなく、多少照れた程度な感じで自分の間違いを認めて口にした息子。そして、そのことでお友達と笑い合っている。

衝撃でした。
私ってば…、なんだかね、なんでもかんでも全部の事を私1人で教えていかないといけない、そんな風に考えていたのですね。
普通にしてても分からないんだから、その分私が。って。
でも、彼を育ててくれているのは私だけではなかった。当たり前と言えば当たり前です。
でも、やはり私は、人に追いつけない部分が多くあれば、その分、周りからイジメられたり露骨にバカにされたり、そういう機会が多くなってしまうのではないか。
と息子のことが非常に心配になるのです。

でも何か、うまく言えないけど、彼は彼なりにキチンとやっているのだな。「言えない自分」と「教えてくれた友達」、ちゃんとそういう関係が取れているのだ。少なくとも、今のやり取りではできていた。
なんだか、この一件で変にホッとしてしまった私は、
「じゃぁ、17:30までね」と、ちょっと短いかな?と思いつつも、交渉分も加味してこの時間を提示してみました。
すると彼は
「やったぁーーーーー!!!!じゃあ、分かった!ばいばい!」
と、ものすごく嬉しそうに返事をして電話を切ったのでした。
「え、いいの?そのくらいの延長でw?」と、心でツッコミを入れながらも、何かホクホクな気持ちで、笑顔で走って帰ってくる息子を楽しみに待つ母なのでした。

2010年4月30日金曜日

成長するから。


2~3週間くらい前だったかな。

私の体調が本当に良くなくって、日々の生活を送ってはいるものの、まるで体を引きずって歩くような毎日。
そんな日が数日間続いていた。なんとかかんとか週末に時間を取り、すがる思いで主治医の元へ。
「もう~~~先生、大変だったんです。あんなんなってこんなんなって、そんなんなって。もうこんなの初めてでキツくてキツくて、どうにもならなかったんです(←受診時には、いくらか症状が緩和されていたので、ちょい過去系」
先生は、冷静に「そうぉ…」と言いながら
「向こうでは?なんて?」と、
コチラの先生から紹介された、もう一つ別の病院での様子を聞かれました。
少し前に薬の処方が、ちょっとだけ変わっていたのでそれを伝えてから
「実は、今ちょうどココに来る前にもアチラの先生のところに寄ってきたんですが、でもやはり、その症状だとコチラの先生のトコロだろう、って」
「そうぉ、う~~~ん。あ、息子さんの方は?どう?」
と今度は、息子のことを聞かれたので、
「それが大変だったんですよぉ~」と
この間ここに書いた4月の時の話をしました。あんなんなってこんなんなって…と。

すると先生から一言。
「あー、原因は、それだね」と。
「は?」
私が、ポカンとした顔で先生の顔を見ていると
「女性ホルモンがいっぱい必要だったんだねぇ~~~」とのこと。
「・・・・・・・・・・・・・」←(オレの心の声
「ええええぇぇぇぇぇぇ…、そんなコトくらいで、あんな風になっちゃうのぉぉぉぉぉ… うはぁ… orz」
と、私がガックリと肩を落とし「まさかこの先ずっとこんなコトが…信じられない」という表情で頭を抱え落ち込んでいると
「成長するからぁ~」と先生。
私は、なんのことか分からず「はぁ…」と曖昧な返事をした。
「え~と、じゃぁ…」と、先生の口調が今後の話に移りそうになったので「ちょっと待った、ちゃんと確認をしよう」と思い
「先生、すいません。成長って、何が成長するんですか?」と聞いてみた。
「息子さん」

しばらく言葉が出なかった。そんなことを、どこかの誰かから言われるなんてこと思ってもみてなくって
あまりのコトに驚いたと言うかなんというか、まるで状況が飲み込めず動揺して右往左往している私。

自分が何を言ったのかちゃんと覚えていませんが
「大丈夫よ!成長するからっ!」だったか「成長してるでしょう?」だったか。先生が、そんなことを言ってくれた。
なんとも力が抜けて「はぁ…」とか”ニヘラ…”とかってしているうちに、その日の診断は終了。

最後に先生と何回か言葉を交わした時には、涙が出たのを覚えている。

帰り道に少しだけ考えてみた。確かに、頭着きはあるだろう。
彼の、例えば「どこかのある部分」に関してはこれ以上の成長は望めない、ここまで。と言うような、そういう部分。きっとあると思う。
でも、まったくもってして一生ずっと、今のまんまってことはないと言うことだ。
多少、他の人よりは遅いかもしれない、そして多少、他の人よりは低い位置までかもしれない。
でも、それでも彼はそこを目掛けて、ずんずんとそれこそ時間をかけて伸びていけるはずだ。

少なくとも、今のまんまではない。
分かっていた。そんなこと当たり前に分かっていた…はずだけど。

なんとなく気持ちが軽くなり、少しだけ足取りが軽くなった帰り道でした。

2010年4月21日水曜日

記憶力

さて、先日に少し書いた「周りの様子が読み取れない」話の続き。

うっかり「先に声かけ」のタイミングを外してしまった時の話です。

彼は気持ちを切り替えるのがものすごく下手な上に、ゲームをしたりテレビを見たりする時の集中力が異常に高いです。
ですから、そんな風に過ごしてしまってから「やっと宿題」となったころには、既にグッタリと疲れてしまい、やる気も半減していることがほとんどです。

ノートやドリルは開いたものの宿題に手を付けずにグズグズ言ったり、やりだしても集中ができなくてダラダラしたり…w そんな調子が続く訳です。

それでも、なんだかんだ言って終わる時は終わるのですが、宿題の量がとっても多かったりした日なんかは、
その状態からやり終えることは、ほぼ無理。
なので、私から見て「これ以上は無理だな」と思ったら、もう思い切ってスッパリ止めさせますw

「じゃあ、○○くん。止めようか、もう疲れちゃってできないでしょう?」
「でも宿題やってかないとっ…(イライラ)」(ちょっと逆ギレ状態)
「明日の朝にしたら?朝起きたらすぐに、ご飯の前にやっちゃおうよ」

「でも、お腹空いちゃうもん」
「じゃあ、起きたら急いでご飯を食べて、その後にやろう」
「オレ急いだらできない」
「いいよ、ゆっくりで。できるところまでやろう」
「でも、全部やりたい」
「分かった。じゃあ、全部やろう」

とまあ、こんな感じで翌朝に持ち越されますw
こういう状態の時には、疲れきっていて本人も良く分かっていないので、彼が何を言ってきても肯定するのがポイントですw
目的は「諦めさせること」それに尽きます。意外に完璧主義で、グズグズ言う割には全部やりたいのです。

じゃあ、翌朝はどうなのかと言うと
「あ、続きやらなきゃ!」と自分で思い出すこともありますし
「○○くん、昨日の続きやるんでしょう?」と聞くと「あっ!」と言って始めることもあります。
もちろん出かけるまでに終わることもありますし、そうでないこともあります。
終わった時には褒めてあげますが、終わらなかった時には「残念だったね。でも、そういうこともあるよ」と言って慰めて諦めさせます。
『なぜ終わらせることができなかったのか』については、機会を見てまた別の時に話します。

何故その時に言わないのかと言うと、説明に非常に時間がかかるのと、本人が納得できるように説明しきってしまうと
「オレは馬鹿だ…」と、本気で落ち込み、しばらく自室の壁に体育座りで張り付き動けなくなってしまうほどに自暴自棄になってしまいます。
時には、涙しながら床や自分の膝をげんこつで叩くこともあります。
なので、次回に備えた「宿題を終わらせる方法」の話をするのは「また機会を見て」ということにします。

…そんなんだったら…。
こんな風に宿題が終わらない状態に陥る前に、例えばもっと前もって
「今のウチにやっておかないと、後でこうなっちゃうよ」などと、説明をしておくという方法はないのか?
と言う意見もあるかもですが、ウチの息子の場合は、
「全体をイメージすること」「予期して想像すること」が特に苦手です。
なので「先々でこうなるから、今こうしておく方が賢明である」と言うような、忠告的な話は、
例えこちらが、どんなに噛み砕いて彼に伝えたとしても
「 ???? 分かんない」となってしまい、彼にとっては無意味でしかありません。

ただ、記憶力は非常に良いので一度経験したことは、良くも悪くも決して忘れませんw
だから、彼の機嫌が良くて、お話が聞ける状態の時を選び
「あのね、この間さぁ、○○くん宿題が終わらなかったでしょう?」と思い出しながらお話をするのはオッケーなのです。
自分が経験した事しか理解ができない、という事象が非常に極端です。

なので、私からみて「これは失敗するな」と例え分かっていたとしても、そのまま進めさせてみて、
とりあえずその場は「残念だったね」と慰めて諦めさせる。
彼は執着心も非常に強いので「そんなこともあるさ」と諦めることを知ってもらうのも、
彼にとっては、非常に重要なことなのではないかなぁ…と。私は、そんな風に思っています。
もちろん「このくらいなら仕方ないかなぁ」と、私がそう思える範囲の「失敗(体験)」に限りますがw
また、間違っても、失敗を攻め立てるようなことは決して言ってはいけません。それだけは本当に注意しています。

もっとも「あの時はね…」のお話をしている時に
「違うよ、あの時ママはこう言ったんだよ。それでオレがこう言ったの」と逆に間違いを指摘されることは、(非常に良く)ありますがwww

記憶力がいいのも困り物ですw

2010年4月20日火曜日

Voicd4u

私がいつも愛読させて頂いているこちらのブログkuboyumiさんが、紹介されているVoicd4u
(開発にも関わられていますね)


ウチの息子はおしゃべりをします。ですが、アプリの紹介に使用されていた、このYouTubeの画像
これは本当に
「自閉症の特徴がよく分かるように作ってくれてあるなぁ」とそう思ってしまいます。
特に、ウチの息子と共感できるところは「抱っこのシーン」です。
我が家の息子も、未だに抱っこします。


かなり体が大きいので、きっとハタから見たらこんな風に見えているんだろうなぁと
そんな風に思って見てしまいました。抱っこされている様子も、まさにこんな感じで
何度も何度も、そのシーンを繰り返し観てしまいます。




2010年4月12日月曜日

家計簿。

お友達に教えてもらった、簡単な(?)家計簿の付け方。
その日使った一日分を「出費・投資・浪費」と3つの項目に別けて書く。例えばスケジュール帳の脇などに。

私は、とっても浪費家ですw あったらあっただけ使ってしまう。でもまあ、最近ではそうも言っていられなくなってきていて。
なんとかしなきゃなぁ…なんて思ってたところ。でも、根っからのものぐさ野郎で、家計簿なんて聞いただけでも神経が縮まるw
しかしながら、このお友達に聞いた方法。「そうか…」とちょっとやってみることにしました。最初からハードルを上げると(えw)続かなくなるので、とりあえずは「毎日使ったお金を全部ちゃんと書いていく」これを目標にがんばってみることにしました。
今まで、そんなこと一度もやったことがなかったせいか、書いてみるとこれが意外と結構イケるw 書かなかった時よりも、ちゃんと書いて改めて見てみたりすると「あらヤダ、私ったらこんなにお金を使ってるじゃないのぉ~♪」と、変な充実感が沸いてくるw
使った金額を眺めると、それだけで満足してしまってやたらに買い物や出費をしなくっても良いかなぁ~。なんて、そんな風になってきています。
これって、ちょっと前に流行ったレコーディングなんとか…と同じなのかしらw?
それにしも、書くと決めたノートが良くなかった。紙質がなんとも悪く、書いていてイライラしてくる。MOLESKINEのスケジュール帳で慣れてしまっていたからなのか、毎日書く物と言うのには、やはり書き味は重要なんですね、書くことがストレスになるような、そんな紙は、こういう物には避けるべきですね。
ちゃんと続けられるようなら、来年からは何に書くかも考えないとイケナイなぁ。と、そんなことを思ったりしたのでした。

4月…。

4月が始まりましたね。
あー、忙しかったw

4月と言うのは新学期な訳で、それに伴う準備や調整がいろいろと必要な訳で
それはもう、ただでさえバタバタな訳ですw (私の苦手な、学校関係手書き提出書類の山w)

…で。
特に自閉症スペクトラムのある子は、環境の変化が非常に苦手だから
「新学期が始まって少し様子が分かったら、その頃に面談をしましょう」
と、息子の通うセンターの臨床心理士の先生から言われていたりした訳なのですが、
その頃に仕事を休んだり早退をしたりするのであれば、私的には遅くても、
3月くらいからは調整を取っておくことが必要な訳ですね。

んで、小学校のスクールカウンセラーの先生からも
「診断の結果が出たのであれば、詳細を確認しながら担任の先生などと学習の進め方について相談をしましょうか」
と、3月に入るちょい前くらいにお話を貰っていました。
ちょうど年度の切り替わる時期なので、それに合わせてやりましょうと。
それもまたご親切に
「私は今度の4月で異動になるから、後任の者にそう引き継いでおくからね」と。
ありがたい限りです。


息子の通う小学校では、学校とスクールカウンセラーの先生を繋ぐパイプ役は養護(保健室)の先生がやってくださっています。
(これが一般的かどうかは、良く分かりません)
実は、息子の小学校の養護の先生とは、上の娘の時からの顔見知り。
娘は、かなりの近視持ちで、2年生の時から眼鏡ちゃん。その頃から何かとお世話になっています。
その上、お互いの子どもの構成(?)や年頃もすごく近かったり、彼女と私の年齢が同じだったり
そんなこんなで結構仲良くお話をさせてもらっていました。
「お母さん忙しいでしょう。いつでもいいからお母さんの都合の良い時に電話してきて」
そんな感じでやり取りさせてもらってました。

スクールカウンセラーの先生は、1月に2回ほど小学校に来て下さっています。
「区役所に確認を取って、少しでも早めに来期の予定を教えてもらおうと思ったんだけど
やっぱり4月にならないと分からないみたい。お母さんゴメンネ。また来期に分かったらすぐ、連絡するからね」
と養護の先生に言ってもらっていました。多謝多謝。

そして新学期。登校日1日目の昼過ぎに「ちょっと気が早いかなぁ」と思いながらも学校に電話してみました。
「すみません、新3年生の○○ですが、養護の○○先生いらっしゃいますか?」すると…
「養護の○○は、異動になりました。新しい養護の者は△△と言いますが、今食事に出てまして(云々)」
ええええええええええええーーー!!!←(私の心の声)
「まぢか…orz」と思いながらも「人生そういうもんだよね」と、電話に出てくれた先生に
手早く簡単に事情だけ説明して「また改めます」と電話を切りました。

もう何んだかガックリしてしまって、仲の良かった友達が突然どこかへ行ってしまったかのようで
そんな残念な気持ちの方が大きかったです。
まあでも、落ち込んでもいられないので15:00休みにもう一度学校へ電話してみました。
新しい養護の先生に「前任の先生から何か聞いてたりしますか?」と言ってみましたが、まだ着任されたばかり。
もちろん引き継ぎ書はありますが、多くのお子さんを診ている訳ですし
まだ全部の書類には目を通しきれていない、とのこと。そらそうだよね…orz と肩を落としていると

「すいません。何か、体のことですか?」と、その先生の方から単刀直入に聞いてきてくださったので
ざっと、今までの流れを説明して「面談をしたい」旨を伝えました。
それもできれば、新しいスクールカウンセラーの先生・養護の先生・新担任の先生。と揃ったところで。
そして、申し訳ないが仕事をそんなに休めないので、できれば1回で終わらせたい…と。

そこからが怒涛のようでした。
電話を切ってから間もなく、新しく着任されたばかりのスクールカウンセラーの先生が、私に直接電話をくださり
養護の先生が全体の調整を取ってくださり、うわわわわぁぁぁー。と言っているうちに
素晴らしく段取りの整った日程が出来上がりました。
みなさん本当に親切な方ばかりで、感謝感謝ですm(__)m

なんだか本当に急速にバタバタとしてしまったので、すごく申し訳なく感じてしまって
なんだか悪いなぁ…なんて思ってたら
スクールカウンセラーの先生の方から
「こちらも着任の挨拶や何かでバタバタしてしまって、迅速にできなくて申し訳ありませんでした」
などとおっしゃるので
「こちらこそ、着任早々でしたのに騒いでしまってすみませんでした」と伝えたら、
「そんなことありません、こういうのは早期対策が大事なんですよ。さすがお母さん!!」
と、電話でちょっと話しただけの方に、そんな風に言われてしまったので、なんだかどうして良いのか分からなくなって
「はぁ…、えぇ…、いやあの…」なんて、私が困っていると
「いや…。あのですね、お母さんが、こうやって息子さんのこと(たぶん障害のこと)に関心を持っているということは、とても重要なコトなんです」
と、そう話して下さいました。

はあ、なるほど、そうなのかなぁ…。
なんて、そんな事を考えた4月の頭なのでした。



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ちょっと分かりづらいかなと思ったので補足

息子は「療育センター」と言うところで診察を受けています。
そこには「児童精神科の先生」と「臨床心理士の先生」と「ソーシャルワーカーの方」が
いらっしゃいます。基本的にソーシャルワーカーの方が窓口となって各調整を取ってくださいますが
総合的に見れば、このセンターと関わるだけでこの3人の方と連携を取っていく必要があることになります。

学校(公立の小学校ですが)の方は、既知のとおり
担任の先生・養護(保健室)の先生・スクールカウンセラーの先生と連携を取ります。
(場合によって、校長先生・副校長先生も)
スクールカウンセラーの先生は、横浜市から派遣されている先生です。
お一人で数校を受け持たれているようです。
区役所の「子ども家庭支援相談課」へ直接連絡をして、そちらで面談をしてもらうこともできます。

実は、センターの方の面談予約にも、ちょっとした一悶着があったりしたのですが、それは…ちょっとイライラ系なので割愛w

2010年4月8日木曜日

周りの様子が読み取れない

自閉症スペクトラム児の特徴として「周りの雰囲気が読み取れない」という事象があるかと思います。
例えばウチの息子の場合、ゲームに夢中になると周りの状況がまったく読み取れなくなって何時間でも続けてしまいます。
放ってほけば、自分の状況にも気が付かずに眠るのさえ忘れてゲームに没頭し続けるでしょう。
過集中とも言うようです。

でもまあ、これも、例えば息子がゲームの開発に携わった仕事をしているとか、ゲームの全国大会に出場するのだ。
とでも言うのならば「素晴らしい!」と関心することにもなりうるのですが、そうではありません。
そして、その素晴らしいまでの集中力が、どんな時に発揮されるのかと言えば…。
当たり前ですが、周りの状況には関係なく、いつどこででもどんな時でも発揮されるのですね。
例えば
朝起きたと思ったら布団の上でゲームを始めている。とか
学童から帰ってきて、床に転がったかと思ったらゲームを始めている。とか…。
そう、働くママとしては最も忙しくって「一番チリチリとしている時」でもお構いなく発揮されますw
(特に朝は本当に驚きます。こちらが気を抜いていると、起きた気配も感じさせずにゲームを始めていたりするのです)。

…で、こういう時の作戦は「先に声をかける」ですw
朝であれば「お、モゾモゾいってるな」と感知したら
「○○くぅ~~~ん、朝だよぉー。ご飯食べよー、お着替えしてぇー」と、今から行うことを
順番に穏やかに声かけしていきます。
そうすれば、ほとんどの場合は問題もなく朝の行動に移ってくれるので大変に助かります。
もっとも「状況に合わせた行動の変化」がとても苦手なので、うっかりご飯を食べるのに時間をかけてしまった時でも
「あーーー、まだご飯を食べてるから、着替えができないぃぃぃー」などと、
ゆっくりとテーブルにつき、イスに座って余裕があるかのように見える割には、
実は内心はかなり焦っていたりすることがあるようです。
このあたりは融通の利かないところではありますね、これで難義することも多々ありw^^;

夜もほとんど同じですね、玄関に入って荷物を置いたら、すぐに声をかけてしまいます。
「○○くん、宿題はぁ?」
「分かんない」(覚えられないんですね)
「連絡帳を見てみて」
「えー、オレお腹空いた」
「じゃあ、コレ食べたら見てみて」
「うん、分かった」
こう話しておくと、おやつを食べたら自分で黙ってランドセルを見に行って連絡帳を開いて見たりしています。
基本的に宿題が大嫌いな彼。「理解・知識」が一番苦手分野なので、学校の勉強その物が難しいんですね。
「うあぁー、さんすう○ページだし。あー、こくご漢字こんなにある」
などとブツブツ言いながら筆記用具など出してきます。

息子は一人では宿題ができません、もちろん理解ができていないからと言うこともありますが
宿題に一人で取り組むこと自体に、極端に「不安」を感じるようです。
お姉ちゃんが居ない時は、台所のテーブルに一人で座って、夕飯の支度をする私と一緒に宿題をします。
「ママ~ママ~」と呼ばれ質問されるばかりで、夕飯の支度はなかなか進みませんがw

我が家では、学童から一緒に帰宅して家に着くのが19:30を回ることがほとんどなので
とにかくタイミングを逃さないのがコツですね。
うっかりタイミングを逃してしまい、彼がゲームを始めてしまったり好きなテレビを見始めてしまった場合には、
「あちゃぁ~~~」と思いながらも、少し様子を見てから声かけを行います。
ですが、集中している時に声を掛けられたことに対する不満が非常に大きいようで
尋常ではない機嫌の悪さを披露してくれます。
基本的に、一度やり始めたことを途中で止めるのが非常に苦手なのですね。

そんな時には
「じゃあ、時計の針が○○になったら終ね」
と明確な終了時間を提案してあげると、意外とサックリとその時間にはゲームを
止めてくれて、本題の行動に移ってくれることは多いです。
もっとも、そのころにはゲームやテレビなどへの集中で疲れてしまっている後なので
本題の作業がままならないなんてことも、結構あるんですけれどもね^^;

さて、そんな時はどうするのか。。。。
ちょっと長くなってしまったので、続きはまた、次回に書きたいと思います。

2010年3月25日木曜日

書きたいこと。

このブログを始める前に、いろんなことを考えました。
同じような環境で悩んでるママとか、そういう人いっぱいいるだろう。
そういう人たちに「ウチは、こうしてるよ」「こんな本みつけたよ」「こんなところに行ったよ」
そんなことを、たくさん書きたいな、って。そんな風に思ってた。

だから、このブログのガジェットも「アレを追加して、コレを入れて」なんて、
できるだけ、一度にいろんなことが伝わるような、そういう物にしたいな、って。
相当にハリキって用意していました。でも、やめましたw

そもそもにして時間のない毎日を送っているのに「ちゃんと準備ができてから」なんて言ってたら
きっと、いつまで経っても始められない。
なので、とりあえず初めてみることにしました。
周りの物たちは、やりながら考えてみます。まずは「おすすめ本」のところをなんとかしたい!w
どうやったら分かりやすくなるんだろう。

いろいろな人のブログを読みながら勉強させてもらって、それで進めていこうかな。
まずは、日々のことを少しづつ書いて行こうと思ってます。

どうぞ、よろしくお願い致します。

2010年3月24日水曜日

癒される本

なんだかね、ここのところずっと
「何かを覚えなくちゃいけない」とか「何かを読み取らなくてはいけない」とか
「何かを理解しなくてはいけない」「何かの判断を」…
なんて、そんな風な本ばかりをずっと読んでいた気がする。
特に息子のことに関する本が多かったかな。

そんな中、ある友達に「石田 衣良さんという作家さんがすごく好きなんだ」と言う話を聞きました。
ふむふむなるほど…と、さっそく本屋へ行きました。
何から読んだら良いか分からないけど、まずは代表作と呼ばれている物から読むべきだろうと、
2冊くらい候補を上げて探してみたのだけれども、たまたま行った本屋さんでは、どちらも在庫切れ。
「どうしようかなぁ〜」と迷いながらも、その書店で一番目立つところに平積みにされていた、「新刊」なる物を買ってみました。

それがコレ。
いやぁ〜〜〜〜、良かった! 短編集なのですけれども一気に読み切りました。
そして、泣いたw も〜〜〜〜う、泣いた泣いたwwww
壊れた蛇口みたいにがんがん泣いてw
そう言えば、どこかで「泣くのはストレス発散になる」って、読んだ気もするけど
本当だね、読み終わった後にものすごくスッキリと言うか癒されました。

あとがきを読んだんだけれども、どうやらこれはシリーズ化される予定のようですね。
次回も買います。

きっと、ご本人もステキな人なんだろうなぁ〜と思いつつ、今も別の作品を読み初めています。

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