2010年8月19日木曜日

丸尾 末広さん

先日、丸尾末広さんの漫画をまとめて4冊ほど購入しました。

 

なんでそんな大人買いをしたのかと言うと、子どもの診察で出掛けて行った病院の担当医に「お母さんの方が具合悪そうだけど大丈夫?」そう聞かれたのがきっかけでした。

確かに、この暑さ。夏バテかと言えば、きっとそう。結構バタバタとした日が続いててやっと入ったお盆休みの初日に出掛けて行った病院だったので、きっと疲れが溜まりきった状態で死にそうな顔で行ったのだろう。

その診察後に、そのまま出掛けて行った区役所の窓口でも似たようなことを言われ「そんなに傍から見ても具合が悪いそうな人間なのか私はw」と反省し、その次の日に思い切ってゆっくりすることにしてみました。

そうは言っても、寝てるだけってのもできそうにないし、DVDも今は疲れそう。

どうしようかなぁ~。と出先で考えていて「ああ、そうだ」と思い立ったのが丸尾末広さんなのでした。

 

この間の「ずっと観たかったDVD達」もそうだけど、ずっと気になりつつも「見ちゃいけないんじゃないか」そんな風に思ってた物にじゃんじゃん手を付けてみよう、と。

実は、これまでにも何度か丸尾さんの作品は、本屋で手に取っては「ちょっとアレかな」なんて思って棚に戻す、なんてことは何回も繰り返していて。それでも数冊は手元に持ってたりするのですが、ここは思い切って気になってるのを全部買ってみよう。そう思いました。

ええ「コミック王国」でw

 

逸る気持ちを押さえつつ、電車で読むのはちょっと控えて(w)急いで家に帰りました。

適当に寝転がって、ダラっとした辛くない格好で頭の下にアイスノン引いて、冷めたカフェオレとか啜りながら。。。。

何にも考えずに丸尾さんの世界に浸って読みふけりました。確かに「コレはちょっと」と目を覆いたくなる描写も(けっこうたくさん?w)あるにはあるんだけれども。

でも、全体的に見てやっぱり私は好きかな。この方の作品。

やっぱり乱歩さんとの相性は、この方が抜群なのではないかと思うのです。

 

で、また他の作品も読みたくなり、買いに走りそうになる訳です。

 

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2010年8月1日日曜日

猟奇館 屋根裏の散歩者 など。

先日のTUTAYA旧作100円キャンペーン。

久々に4本も借りて来ました。なんだかこういう借り方とか久々で、ちょっとウキウキ♪ 家に居ても子どもにTVを占領されることも多く、また子どもと一緒に観られる物となるとそれもまた限られてくるしね。

今回借りて来たのは「猟奇館 屋根裏の散歩者」「田園に死す」「嫌われ松子の一生」んで、なぜか「大奥」w

猟奇館 屋根裏の散歩者は、江戸川乱歩原作ですね。映画化の一作目のを観ました。普通に「そうだろうな」とラストとか全編通してそんな風に思って観てしまいました。なんと言うか変に「訴えたい物」とかそういうのがなくて感覚的な物だけで構成されていて、単純に作品として私は好きです。良い悪いは置いておいて。ただ、映画好きな芝居仲間の友達に言わせると「乱歩の世界を映像にするのは…云々」と言うようなことなのだそうですが、正直、原作を読んでいない私。こんな感じの内容なら読めるかな…。先日も、図書館でちょっと乱歩の短編集みたいなのを借りてきて読んでみたりしていましたので、少しばかりまた読んでみようと思う物が出来ました。 ちなみに、皆さんご存知かとは思いますが当時は「日活ロマンポルノ」として上映されていますので、念のため。ってパッケージ観れば分かるよねw

田園に死すは、寺山修司さんですね。屋根裏の散歩者もそうですが、何かこの手の物は「観てはイケナイ物」どこかでずっとそう思っていましたね。天井桟敷の芝居含め。いや、全く今までに一度も寺山作品を観たことがないかと言うとそうではないですよ?でも、いままでは「観てはイケナイ物を観ている」とドコか、そういう感覚はありました。でも、今回はなんの抵抗もなく普通に観られました。お話も映像も全て普通に観てしまいました。「ああ、なるほどな」みたいな感じですかね。 んんーただラストはイマイチだったかな。何もあんな映像にしなくても良かったんじゃないかなぁ…と私はそう思いました。やりたいコトは分かるけど、逆効果とまでは行かないにしても、あーすることがそれほど効果的になっていないような、そんな気がしてならない。

嫌われ松子の一生は、もうずっと前から観たくて観たくて。実は、これまでにも何度か借りて来たことはあったのですが、観るタイミングを失って、そのまま返却してしまったりしていました。大泣きに泣きました。特にラスト。だらだらと涙が出て。ストーリーなんかに意外性があった訳でもないけれども、こんな人生の人も居るかもしれないな。そう思って涙が止まりませんでした。下妻は観てないけどコレは面白かった。

んで、仲間由紀恵ちゃんの大奥。なんと、これ実は前に観た事ありましたw いやぁ~借りて来るまで全然気がつきませんでした、観初めて「アレ?」なんか知ってるかも、あんなシーンとかこんなシーンとか???となんとなくいろんなシーンがフラッシュバックで頭の中に出てくるんですけれども…、やっぱりそうでしたw 前に観たことがあったのをまた借りて来てしまいましたw でもね、ラスト不覚にもコレも大泣きに泣いてしまいました^^;;; 前回に見た時は確か「切ないなぁ」とか、そんな風に思ったのを覚えています。でも、こんなに泣かなかったなw

今回借りて来た物たちも、そうですが、やはり「観る年齢」というのはあるんだろうなぁ…と、そう思いました。芝居に燃えていたあの頃に観るのと、子どもも持ち、1人で育てようとしている今になって観るのと、感じ方は全く違うのだろうなぁ…。

原作を含む「本」もそうなんですが、こういう「観損ねてしまった映画たち」こんなのも、これからどんどんと観ていけたらいいなぁ…と思っています。さて、どうやって観ようかなぁ~。 時間もそうだけど、借りるのもねw DISCASは最近では子どもたちのアニメシリーズと連続ドラマに占領されてしまっているので横取りできないし。何か手を考えないとです。スポットしちゃおうかな?と思う今日この頃でございますた。

 

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