2011年11月22日火曜日

漫画を描く


なんと、息子が漫画を描き始めています。
もともと絵を描くのが大好きで、よく黙りこくっては自由帳にたくさんの絵を描いていました。
彼の場合には、自分で考えて描くと言うよりは、いわゆる「模写(?)」が好きなようで、大好きな漫画のキャラクターなんかを本を見ながら描いたりしていました。

そんな彼が、先日ちょっと私に見せてくれた漫画。なんと自分で描いた4コマ漫画でした。
まあ、なんというか大した内容ではなく(^^;)、絵もストーリーもスゴく稚拙なのですが、何よりも私が驚いたのが、彼が「4コマ漫画を描こう」と思い立ち、そして実践している。というコトです。

学校には、本当に絵の上手なお友達なんかがたくさん居て、休み時間なんかにはお互いに描いたり描いてもらったりしているようで、彼のノートには、そんなお友達作のイラストなんかがたくさん並んでいます。
そんなこんなで、決して彼はお友達の中でも絵の上手な方ではありません。いつもいつも「○○くんは、絵が上手なんだよなぁ」と言いながら描いてもらった物を眺めたりしています。

そんな彼が漫画を描いている。。。。。一応「学校で流行ってるの?」と聞いてみたのですが、どうもそうではないらしい???????

で、そんなことしているウチに、今度はいわゆる「ストーリー漫画」を描き始めました。
コマ割りなんかも、ちゃんとしていて10ページくらい。ストーリーは自分で考えてつくったらしく、はっきり言ってそれほど興味を引くような内容ではありませんでしたが、とりあえずは成り立っている。。。。。

なによりも驚いたのは、この「コマ割り」です。もう本当に、私はまったくと言っていいほどに絵心がなく、絵がすごく下手なんです。描いてみようとも思わないほどに下手くそです。
それが理由になるのかどうかは分かりませんが、このコマ割なんていう物は検討もつかないし、やってみようとも思わない。
なので、彼の作品をみてみて、一応にはストーリーが流れていて、ある程度効果的と思われるコマ割なんかがあるのを見てしまうと、なんというか驚きを隠せずにはいられません。

ただただ、びっくり。言葉を失いました。
「ママ見てぇ~~~~~」と無邪気に作品を持ってくる息子。ほんでもって、1ページから10ページまでページ数は振られているもも、それとはお構いなしに、ランダムに描き込まれていく作品(1ページ目からとかではなくて、途中のページから埋めていっていたりするのです)。
気が向いた時に、ちょこちょこと描いていったりしているようなのですが(昨日もしばらくの間、無言で描いていました)、また出来上がったら見せてくれるのでしょう。

やっぱ、こういうのを見てしまうと「才能ってあるんだなぁ…」なんて、自分ができないことだけに、余計にそんな風に思ってしまう母。
そんでもって「こんなことだったら、今からデッザン教室とかに通わせた方がいいんじゃないか!」なんて思っていまう、私はバカ親です。

なんにしても、夢中になれる物があって良かったよ、がんばれ息子くん。出来たら、また見せてね(^^)

2011年11月14日月曜日

150点満点中、145点。


先日、息子の漢字検定9級の試験がありました。前にも書きましたが、今回は2回目の9級試験です。
前回の息子は、150点満点で合格ラインが120点のところ、残念ながら100点しか取れず合格ができませんでした。

それから、合格を目指して一生懸命に勉強をしました。
過去問題集を頑張って解き。その後、自分で回答を見ながら丸つけ。
そして、間違ったところを漢字練習帳で練習。

もっとも、この作業も全て順調に進んだ訳ではなく、紆余曲折あった訳なんですけれども、なんとか試験までに全て完了。
(間違い直しは、実は試験の当日ギリギリまで、お姉ちゃんに叱咤激励されながらやってましたが(^^;;;)

そんな中で、今回のテスト。
終わった後も、本人曰く「できなかったのは5個。分かんない所も何か書いた。ちょっと違うなぁ…と思ったけど、そのまま書いてしまったのがちょっとあった」とのこと。
「だから、きっと合格だよ」が彼の言葉でした。

うぅぅぅぅぅ~~~~ん(^^;
記憶力の良い彼の言うことなので、きっとそのとおりなのだとは思いたいんだけれども、でもなぁ~~~www
母は、どちらかと言うと「万が一、今回もダメだった場合のフォロー」の方が心配で(^^;; その時には、彼になんと言っていいのか。母としては、できれば今後も続けてチャレンジして欲しいけれども、彼がここで心が折れてしまったら、それはもう、しばらくは様子を見ながら、一旦やめてまた始めるというのも手かもしれない…。
なんてことまで考えておりました。

ところが、そんなこんなの試験が終わってから数日後の塾帰りのこと。彼から「漢字検定の結果が出たよ」とのメール。
へ????早すぎるだろう???なんだ?????普通は、どんなに早くても結果までに1ヶ月はかかるはずなのに…。
彼が言うには、150点満点で145点だったから、合格だよ!
う、うぅぅぅぅぅぅーん。とにかく電話やメールだけでは話が良く見えないので、帰ってからゆっくり話を聞くことに。

どうやら、自己採点の結果のことだったようです。彼の答えを塾の先生が事前採点してくれて、その結果の点数がコレだったと言うことのようでした。
なるほど。
このことを彼に説明することが一苦労で「え、これは合格じゃないの?」「点数が合格だよ?」「合格してないの?」う、うぅぅぅぅぅ~~~ん^^;

なんとか説明をして「分かった」と言う彼、さっそくおばあちゃんに連絡をしていました。
(実は、今回の試験勉強ではおばあちゃんに随分と協力をしてもらっていたのです)
おばあちゃんへの報告では「まだ分かんないんだけど、たぶん合格だよ」とちゃんと説明ができていました。 ふぅ~~w

さてさて、今回の自己採点で分かったこと。
やはり彼は、漢字を覚える時には完全に「カタチ」で覚えているんだなぁ~、ということです。
例えば今回の間違えで言うと、「新しい」と書くところを「親しい」と書いてしまったり、「きょう室」と書くところを「きょう定」と書いてしまったり。これがそれぞれ2点。
そして、書き順間違いが1点分間違えていたようです。

その他にも、家での練習中に見かけた間違い。
○「通る」→×「進る」
○「夜」→×「死」(これは、ちょっとさすがに驚いたw(^^;)
こんな感じで、なんとなくの見た目が似ている物と間違えることが多いようでした。


はてさて、まあ最終的な連絡が来ないことには私もなんとも言えませんが、とりあえずは彼の成長が見られて、私は本当に良かったと思います。
漢字の成り立ちや、意味や、そういった事が、万が一ぜんぜん理解できていなかったとしても、これだけの数の漢字を覚えられるようになった。それだけで、本当に進歩だと思うのです。
欲を言えば、この先彼が生きてくなかで、どこかで漢字の成り立ちや意味などに触れることができて、その時になって「ああ、自分が勉強していたのは、こういうことだったのか」と、そんな風に感じてくれることがあると良いなぁ~と、そんな風には思います。(^^)

いずれにしても、結果が届くのが楽しみですね(^^)
そして、良く頑張りました。また次は、チャレンジするのかな?w
ま、もうちょっと落ち着いてから聞いてみましょうね。